Bリーグ第3節 栃木ブレックスvsアルバルク東京 展望:栃木はA東京戦で7連敗中

Takashi Aoki

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試合日程

・10月17日 19時05分 アリーナ立川立飛

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栃木ブレックスが富山グラウジーズとの2連戦から中2日で挑む相手は、昨季のB1王者で9月のアーリーカップも制したアルバルク東京。優勝した一昨季は6勝2敗と勝ち越したものの、ルカ・パヴィチェヴィッチがヘッドコーチとなって以降、アーリーカップ決勝を含めて7連敗中と、栃木にとっては相性が悪い。

Alex Kirk

アレックス・カークを中心にどこからでも得点できるA東京

2017年5月3日以来となる勝利を手にするためのカギは何なのか? A東京はローテーション入りしている選手のだれもが二桁得点を奪える層の厚いチームだ。そのなかでもプレーの一貫性という点では、アレックス・カークがチームの核。昨季の栃木戦における平均は14.5得点、10.7リバウンドと、得点に限ればシーズン平均の16.2得点よりも少ない。

しかし、カークは試合序盤にインサイドで得点すると、リズムをつかんでアウトサイドからのシュートが入るようになり、20点以上を奪うことも十分に考えられる。サンロッカーズ渋谷との開幕戦では、スクリーンをかけた後にアウトサイドへと動き、そこからのキャッチ&シュートを第4クォーター終盤でも着実に決めていた。栃木がジェフ・ギブスを軸に試合序盤でカークにボールを触る機会を限定させられるかは、ディフェンスから試合の主導権を握る要素になりうる。

A東京はピック&ロールを多用するチーム。特に田中大貴がボールを持ったときは、オープンでシュートを打てる形を数多く作ることができる。ボールムーブが活発になれば、安藤誓哉、小島元基、ザック・バランスキー、ジャワッド・ウィリアムズ、ミルコ・ビエリツァが3ポイントショットでダメージを与えられるし、馬場雄大のドライブで切れ込んでのフィニッシュも脅威。栃木としては、ディフェンスのローテーションをしっかり行ない、ミスショットを誘発させ、リバウンドを奪うことを継続していくことが、勝つために欠かせない要素となる。

Yuta Tabuse

堅実なゲームメイクとセカンドチャンスが武器の栃木

栃木の強みといえば、オフェンシブリバウンドを奪った後のセカンドチャンスによる得点。しかし、A東京戦になるとなかなか優位に立てず、昨季は6試合中4試合でリバウンドの総数で下回り、セカンドチャンスからの得点もトータルで+1だった。ルーズボール争いを含めたハッスルプレーは栃木の強みだが、A東京相手だとこのアドバンテージを発揮させられていない。

田臥勇太の堅実なゲームメイクもあり、今季の栃木はオフェンスでつまらないミスが少なく、ここまでの平均ターンオーバーがわずか5本。A東京に勝つためには、ターンオーバーからの失点が少ない強みを生かし、フィールドゴール成功率をいかに高くするかが重要。選手とボールが活発に動き、その連動性からクリエイトされたオープンのシュートを着実に決められるかに尽きる。

昨季のA東京戦の平均FG成功率は41.1%で、シーズン平均よりも1.9%低かった。しかし、今季はここまでの4試合で46.2%、3Pも昨季より5.2%上昇しての37.9%。ライアン・ロシターは平均27.2得点と昨季と違って積極的に得点を狙っており、遠藤祐亮(9/20:45%)と山崎稜(7/14:50%)が3Pによる貢献度アップという効果も出ている。

戦力充実のA東京との1戦は、栃木の真のチーム力を知るいい機会。敵地で勝利を手にできれば、大きな自信を手にすることができるだけに、一瞬足りとも目の離せない試合になるのはまちがいない。


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Takashi Aoki