6月10日(日本時間11日)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でインテルとマンチェスター・シティが対戦する。
インテルは準決勝で地元のライバルであるミランを沈めて決勝に進んだ。一方、シティは王者レアル・マドリーを準決勝セカンドレグで4-0と粉砕。2戦合計5-1でファイナルに駒を進めた。
今季の決勝は大会通算68回目、名称が「UEFAチャンピオンズリーグ」になってからは31回目のファイナルだ。これまではマドリーが14回と最も多く優勝している。
『スポーティングニュース』では、CL決勝のチケットがどれくらいの価格なのかをまとめた。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝はどこで開催?
2023年のCL決勝は当初、イングランドのウェンブリー・スタジアムで行われる予定だった。だが、COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミックにより、会場が変更されている。
ファイナルが開催されるのは、トルコのイスタンブールにあるアタテュルク・オリンピック・スタジアム。当初は2021年のCL決勝が開催される予定だったが、ヨーロッパにおけるコロナ禍のため、試合の2週間前に会場変更となった。
アタテュルクでのCL決勝は今回が2回目。前回は2005年、リバプールが0-3とビハインドを背負ってから奇跡的な挽回劇で3-3に持ち込み、PK戦の末にミランを下している。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝のチケット購入方法
両チームのファンはそれぞれのクラブを通じ、仲間のファンと一緒の座席のチケットを購入できる。
6月7日(日本時間8日)時点で、シティのウェブサイトでは完売となっている。
決勝のチケットはUEFAの公式チケットポータルを通じて購入することも可能。一般のファンはまず登録が必要となる。
『StubHub』のようなリセールサイトにもチケットがあるかもしれないが、これらは価格がUEFAや両クラブが販売するものよりもかなりの高額となるだろう。
UEFAチャンピオンズリーグ2023決勝のチケットはいくら?
UEFAはCL決勝チケット価格が据え置きになると発表しており、4つのカテゴリーのチケット価格はパリで開催された2022年と同じになる。
最も安価なカテゴリー4が70ユーロ(約1万500円/1ユーロ=150円換算)、最も高価なカテゴリー1で690ユーロ(約10万3500円)だ。
カテゴリー | 価格 |
---|---|
1 | 70ユーロ(約1万500円) |
2 | 180ユーロ(約2万7000円) |
3 | 490ユーロ(約7万3500円) |
4 | 690ユーロ(約10万3500円) |
UEFAチャンピオンズリーグ決勝チケットの割り当て
昨季決勝と同じく、インテルとシティにはそれぞれ2万枚のチケットが割り当てられる。
合計7万2000席のうち、4万7200枚のチケットは一般客がUEFAのウェブサイトから直接購入でき、残りは地元の組織団体、UEFA、UEFA加盟協会、商業パートナー、放送局の割り当てとなる。
※この記事はスポーティングニュース国際版の記事を翻訳し、日本向けに一部編集を加えたものとなります。翻訳・編集:スポーティングニュース日本版編集部