中日が巨人に逆転勝利! 先発小笠原の145球力投に終盤打撃陣が奮起|試合経過・ハイライト|プロ野球開幕戦2023

及川卓磨 Takuma Oikawa

中日が巨人に逆転勝利! 先発小笠原の145球力投に終盤打撃陣が奮起|試合経過・ハイライト|プロ野球開幕戦2023 image

3月31日(金)、プロ野球セントラル・リーグの開幕戦、読売ジャイアンツ(巨人)対中日ドラゴンズの試合が東京ドーム(東京都文京区)で行われ、中日が6-3で今季初勝利を飾った。

中日の先発左腕・小笠原慎之介は7回まで1失点の力投を見せるも、球数140球を超えていた8回裏につかまり、巨人に2-3と逆転を許して降板。しかし、中日は9回表に岡林勇希のピッチャーゴロの間に三塁ランナーが生還して同点に追いつくと、続いて高橋周平が2点タイムリーヒットを放って勝ち越し。さらに4番アキーノが犠牲フライで1点を追加し、この回に一挙4得点をあげる。

最後はマルティネスが9回裏の巨人の攻撃を三者凡退に打ち取り、敵地で逆転勝利となった。勝利投手は二番手・勝野昌慶。小笠原が逆転を許した直後に登板し、1球で坂本勇人を打ち取った後、次の打順で代打交代となり、その間にチームが逆転したため、投球数わずか1で勝利投手となった。継投したマルティネスはセーブ。

巨人は中田翔が4回にソロホームラン、8回にも2点タイムリースリーベースヒットと一人で3打点と気を吐くも、リリーフ陣が崩れて勝利を逃した。敗戦投手は9回に逆転のランナーを出した四番手・ロペス。

『スポーティングニュース』はこの試合の模様をライブ速報(テキスト速報)形式で伝えた。

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スコア・試合経過・ハイライト

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 1 0 1 0 0 0 0 0 4 6
巨人 0 0 0 1 0 0 0 2 0 3

【継投】
巨人:ビーディ→大江→船迫→ロペス→高梨→直江
中日:小笠原→勝野→マルティネス

中日・立浪和義監督の試合後インタビュー。開幕戦勝利に「素直に嬉しいです。選手が粘って、最後よく逆転してくれた」

中日・高橋の試合後インタビュー。9回勝ち越しタイムリーの場面について「なんとかするしかないと思って打席に立った。最高の結果になって良かった」

21:51 二死走者なしで直江に代打・梶谷隆幸。3-2のフルカウントからセンターフライ。試合終了、中日が開幕戦勝利!

21:47 一死走者なしで8番大城。きれいに打ち返すもセンターフライ。

21:46 巨人の先頭は7番ブリンソン。見逃し三振。

中日、投手交代と守備交代。勝野(代打・加藤はレフトへ)→ライデル・マルティネス。ライトに後藤駿太、代走の高松はセカンドへ。

△9回裏・巨人の攻撃△

21:43 二死三塁で5番ビシエド。大きな飛球もセンターフライ。3アウト。

21:41 一死二三塁で4番アキーノ。大きく打ち上げてセンターフライの間にランナーがそれぞれタッチアップ。中日追加点。中日 6-3 巨人。

巨人、投手交代。高梨→直江大輔。

21:37 一死満塁で3番高橋。レフト頭上へ弾き返して勝ち越しとなる2点タイムリーツーベースヒット!! 中日 5-3 巨人。

21:36 一死一三塁で2番大島に申告敬遠。

21:35 一死二三塁で1番岡林。ピッチャーゴロで本塁送球もセーフの判定。原監督がすかさずビデオ検証をリクエスト(1回目)。検証の結果、判定変わらずセーフ(三塁ランナーの高松が生還)。中日が同点に追いつく。中日 3-3 巨人。

21:29 原辰徳監督が自らマウンドへ行きロペスに投手交代を告げる。野手陣にも声掛け。投手は高梨雄平(左腕)に交替。

21:28 無死一二塁で9番勝野に代打・加藤翔平。バントの構えで揺さぶり、3-2のフルカウントに。スリーバントで送りバント成功。ランナーはそれぞれ進塁。

21:23 無死一塁で8番溝脇。レフト前に落としてヒット。

21:20 中日の先頭は7番福永。サードゴロも岡本の悪送球で出塁。福永に代走・高松渡。

巨人、投手交代。船迫→新加入のヨアン・ロペス。

△9回表・中日の攻撃△

21:16 二死三塁で6番坂本。初球をレフトフライ。3アウト。

中日、投手交代。小笠原→勝野昌慶

21:13 二死一二塁で今日ホームランを打っている5番中田。小笠原は続投。右方向に流し打ち。2点タイムリースリーベースヒットで巨人が逆転! 巨人 3-2 中日。145球を投げた小笠原は両手をヒザについてがっくり。

21:08 二死一塁で4番岡本。小笠原の140球目をセンター前ヒット。

21:06 一死一塁で3番丸。タイミング合わずショートフライ。

21:03 一死走者なし、2番吉川。流し打ち、レフト前ヒットで出塁。

21:01 巨人の先頭は1番オコエ。見逃し三振。

中日はここまで120球を投げている先発の小笠原がこの回もマウンドへ。

△8回裏・巨人の攻撃△

20:57 二死走者なしで6番木下。空振り三振。三者凡退。

20:55 一死走者なしで5番ビシエド。空振り三振。

20:54 中日の先頭は4番アキーノ。見逃し三振。

巨人、投手交代。大江(代打・松田)→ルーキーの船迫大雅。

△8回表・中日の攻撃△

20:49 9番大江に代打、今季福岡ソフトバンクホークスから移籍加入の『熱男』松田宣浩が打席に。痛烈なサードゴロを放つも三者凡退。

20:46 一死走者なしで8番大城。センターフライ。

20:45 7番ブリンソンはセンターフライ。

すでに108球を投げている中日・先発の小笠原はこの回もマウンドへ。

△7回裏・巨人の攻撃△

20:42 二死走者なしで3番高橋。初球打ちでセカンドゴロ。三者凡退。

20:41 一死走者なしで2番大島。レフトフライ。

20:40 1番岡林はタイミングが合わずファーストフライ。

巨人が投手交代。ビーディ→大江竜聖(左腕)。

△7回表・中日の攻撃△

20:36 二死一塁で6番坂本は打ち上げてライトフライ。3アウト。

20:34 二死走者なしで5番中田。3-2フルカウントからの8球目が低めに外れて四球を選ぶ。

20:30 一死走者なしで4番岡本。カーブを振り抜いて右方向へ飛ばすもライトフライ。

20:29 この回先頭の3番丸はセカンドゴロ。

中日が選手交代。龍空の代打アルモンテに代わってショートに溝脇隼人が入る。

△6回裏・巨人の攻撃△

20:24 二死一二塁で9番小笠原。2球目のアウトコースに逃げていくツーシームに手を出し、バットを地面に叩きつけて悔しがる。最後はピッチャーゴロ。3アウト。

20:22 一死一二塁で8番龍空に代打ソイロ・アルモンテ。7球目で見逃し三振。

20:17 一死一塁で7番福永。ボテボテの当たりを三塁線に転がし、ビーディがファウルになるのを見守るもフェアに。内野安打で出塁。福永はプロ初安打。

20:13 無死一塁で6番木下は空振り三振。

20:10 5番ビシエド。高いバウンドのゴロをセカンド吉川の前に転がし、送球をファーストの中田が捕球しきれず。内野安打で出塁。

△6回表・中日の攻撃△

20:05 一死一塁で2番吉川。ピッチャーゴロでダブルプレー。3アウト。

20:02 1番オコエはショートゴロも、一塁ビシエドが捕球できず出塁。

20:00 9番ビーディは三振。

△5回裏・巨人の攻撃△

19:58 二死二塁で4番アキーノは打ち上げてファーストフライ。3アウト。

19:56 一死二塁、3番高橋はレフトフライ。2アウト。

19:53 2番大島、ライト方向へ引っ張ってツーベースヒット。今日3安打。

19:51 1番岡林は詰まったショートゴロ。坂本がうまくさばいて1アウト。

△5回表・中日の攻撃△

19:46 8番大城。きれいに打ち返すもセンターフライ。3アウト。

19:44 7番ブリンソンは3球すべて空振りの三振。

19:44 6番坂本は見逃しの三球三振。

19:42 5番中田。3球目を振り抜いてレフトスタンドへ突き刺すソロホームラン。今季自身第1号。巨人 1-2 中日。

△4回裏・巨人の攻撃△

19:39 二死走者なし、9番小笠原。3球目を強振し、声を上げる(ファウル)。4球目でレフトフライとなり三者凡退。

19:37 8番龍空は初球をセンターフライ。2アウト。

19:36 7番福永はショートゴロ。1アウト。

△4回表・中日の攻撃△

19:33 二死満塁で4番岡本。初球は真ん中のストレート、2球目はアウトコースのストレートを見逃し2ストライク。3~4球目は外、中に直球がぎりぎり外れて2-2に。5球目のカーブを岡本が捉えるもレフト線にファウル。最後はライトフライで3アウト。窮地をしのいだ小笠原はグラブを叩いて雄叫びを上げる。

19:29 二死一三塁で3番丸。5球目、緩いカーブがファウルとなり、3-2フルカウント。6球目縦に落ちるカーブをファウルチップ。7球目チェンジアップも一塁線に切れてファウル。8球目インコースにはずれて連続四球。

19:24 二死三塁で2番吉川。3ボールから見逃しとファウルで3-2フルカウントに。インコースの球が少々枠を外れて四球。

19:20 無死一二塁で1番オコエ。ショートゴロで一塁ランナーと打者がアウトになるダブルプレー。二塁ランナーは進塁。

19:18 治療を終えた大城が復帰。試合再開。

19:16 無死一塁、9番ビーディは送りバント。キャッチャー木下の二塁への送球が逸れてフィルダースチョイスに。一塁ランナーの大城は滑り込んだ際に送球が体に当たり、治療へ。

19:14 8番大城。センター前ヒット。巨人は今日初安打。

△3回裏・巨人の攻撃△

19:10 二死一三塁で6番木下。初球を打ち上げ、ショートフライ。3アウト。

19:08 一死一二塁で5番ビシエド。センターフライに倒れるも、二塁ランナーが進塁。

19:04 一死二三塁で4番アキーノ。ショートへの内野安打(坂本がグラブに当てるも捕球できず)の間に三塁ランナーが生還。中日 2-0 巨人。

19:02 無死一二塁で3番高橋。2球目をきっちり送りバント成功。ランナーはそれぞれ進塁。

19:01 無死一塁、2番大島。4球目でエンドラン。ライト前ヒットでランナー一二塁に。

18:58 1番岡林。再びセンター前に弾き返して2打席連続ヒット。

△3回表・中日の攻撃△

18:55 二死走者なし、7番ブリンソン。高めのストレートに空振り三振。三者凡退。

18:53 一死走者なし、6番坂本。4球目を引っ張るもサード高橋がジャンピングキャッチ。2アウト。

18:51 5番中田はセカンドゴロ。

△2回裏・巨人の攻撃△

18:48 二死一塁、9番小笠原。低めのストレートを見逃し三振。ビーディは先頭打者にヒットを許すも後続を三者三振に切って取る。

18:47 一死一塁、8番龍空。2球目で木下がスタート、エンドラン狙うもファウル。最後はビーディのチェンジアップに空振り三振。

18:44 無死一塁、7番は26歳のオールドルーキー福永。空振り三振。

18:42 6番木下。センター前ヒットで出塁。

△2回表・中日の攻撃△

18:39 二死一塁、4番岡本。ライナー性の良い当たりを見せるもレフトフライで3アウト。

18:36 一死一塁、3番丸。3球目は反対方向に大きく飛ばすもファウル。4球目も似たような打球となるもレフトフライ。

18:33 一死走者なしで2番吉川。3-2のフルカウントから低めの球を見切って四球で出塁。

18:30 巨人の先頭打者は1番オコエ。インコースに食い込むナックルカーブで空振り三振。

18:27 中日は5年ぶり2度目の開幕投手・小笠原がマウンドへ。

△1回裏・巨人の攻撃△

18:26 一死一二塁で5番ビシエド。バットを折りながら三塁方向へ引っ張るもサードライナー。岡本が二塁に送球してランナーもアウトにするダブルプレーに。

18:23 一死一塁、4番アキーノ。センター前ヒットでランナー一二塁に。

18:22 3番高橋は初球を狙うもショートゴロ。二塁フォースアウトに。

18:21 2番大島、ライト前に引っ張って先制タイムリー! 中日 1-0 巨人。

18:19 プレイボール! 1番岡林、2球目を右中間に弾き返し、ブリンソンが逸す間に三塁へ到達。

△1回表・中日の攻撃△

18:16 始球式は橋本環奈さん。振りかぶって投じた球は大きく左方向へ逸れるも、大城がしっかり捕球。

巨人選手入場の様子。

17:45 中日が開幕スタメン発表。1番はプロ4年目の岡林。4番はMLBシンシナティ・レッズからやってきた新加入の大砲候補アキーノ。

17:30 巨人が開幕スタメン発表。1番に新加入のオコエを抜擢。4番はWBCでも活躍したキャプテン岡本。

△試合前△


両チームのスターティングメンバー

<巨人>

先発投手:タイラー・ビーディ
1(左)オコエ瑠偉
2(二)吉川尚輝
3(右)丸佳浩
4(三)岡本和真
5(一)中田翔
6(遊)坂本勇人
7(中)ルイス・ブリンソン
8(捕)大城卓三
9(投)タイラー・ビーディ

<中日>

先発投手:小笠原慎之介
1(中)岡林勇希
2(左)大島洋平
3(三)高橋周平
4(右)アリスティデス・アキーノ
5(一)ダヤン・ビシエド
6(捕)木下拓哉
7(二)福永裕基
8(遊)龍空
9(投)小笠原慎之介


※以下、試合前時点の情報。

日程・放送予定

<試合日程>

3月31日(木)18時15分プレイボール

<球場>

東京ドーム(東京都文京区)

<放送予定>

  • DAZN(ネット)
  • 日本テレビ(地上波)※最大30分延長(一部地域は除く)
  • BS日テレ(BS)
  • 日テレジータス(CS)
  • GIANTS TV(ネット)
  • TVer(ネット)

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。