マクシー33得点の76ersがネッツに連勝 渡邊雄太は出場機会なし|NBAプレイオフ2023

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4月17日(日本時間18日)、ペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われたブルックリン・ネッツ対フィラデルフィア・76ersの一戦は、96-84で76ersが勝利した。ネッツの渡邊雄太はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

第1戦で快勝した76ersだが、この日はその第1戦で3ポイントショット7本成功のジェームズが、前半にフィールドゴール7本中1本成功(3P4本中0本成功)と苦戦。ハーフタイムまでに5点のビハインドを背負う。

第3クォーター開始1分、ネッツに後半最初の得点を許すと、76ersのドック・リバース・ヘッドコーチはタイムアウトを請求。「自分たちがどうしたいのか、お前たちみんな次第だぞ」と檄を飛ばす。

すると、76ersはタイムアウト明けから11-2のランで逆転。ミケル・ブリッジズに3ポイントショットを許すも、タイリース・マクシーが3Pをお返しすると、さらにハーデン、トバイアス・ハリスの連続3Pでリードを広げる。

5点差をつけて第4Qを迎えた76ersは、1点差まで迫られたものの、リードを失うことなく逃げ切り。後半の逆転でプレイオフ連勝スタートを切った。

76ers(2勝)はマクシーが3P6本成功で33得点、ジョエル・エンビードが20得点、19リバウンド、7アシスト、3ブロック、ハリスが20得点、12リバウンド、ハーデンが8得点、5リバウンド、7アシスト、4スティールを記録している。

ハリスは後半立ち上がりのタイムアウトについて、「あれで自分たちが準備を整えなければいけないと気づいたんだ」と話した。

「エネルギーを高めなければいけない。体で示す必要がある。ここは僕らのアリーナなんだ。僕らのホームコートなんだ。僕らが必要としていた勝利を収めることができたよ」

エンビードは「僕たちのベストのバスケットボールじゃなかった。でも、後半はとにかくやってきたことを理解し、何度も何度もそれを続けたんだ」と述べている。

一方、ネッツ(2敗)はキャメロン・ジョンソンが28得点、ブリッジズが21得点、5リバウンド、7アシスト、スペンサー・ディンウィディーが12得点、6アシスト、ドリアン・フィニー・スミスが8得点、7リバウンドをマークした。

後半のFG成功率が35.1%にとどまったネッツのジャック・ボーンHCは、「唯一の違いとなったのは、ボールが入ってくれなかったことだ」と話している。

「オープンなかたちで打てたし、ゾーンに入ろうとした。十分にショットを打ったんだ。とにかくボールが入ってくれなかった」

第3戦は20日(日本時間21日 午前8時30分)、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ