ヒートが失敗なしでFT40本成功のNBA新記録 バトラーが23本成功

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1月10日(日本時間11日)、フロリダ州マイアミのFTXアリーナで行われたオクラホマシティ・サンダー対マイアミ・ヒートの一戦は、112-111でヒートが勝利した。ヒートはフリースロー40本中40本成功というNBA新記録を樹立している。

ヒートは第4クォーター残り12.9秒、ジミー・バトラーが3点プレイを完成させた際のFTで40本中40本を達成。1982年12月7日(同8日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦でユタ・ジャズが記録した39本中39本成功を上回り、成功率100%でのFT最多記録を更新している。

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バトラーはひとりで23本中23本のFT成功を記録した。これは2011年5月17日(同18日)のダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキー、2019年12月3日(同4日)のヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンが記録した24本に次ぎ、1992年のドミニク・ウィルキンズの23本に並ぶ歴代3位タイとなる。

バトラーは「僕らは勝った」と話している。

「完全にチームとしての努力だ。みんなのことを誇りに思う」

サンダーのマーク・ディグノート・ヘッドコーチは「まずは彼らを称賛するよ」と、ヒートをたたえた。

「見事だった」

タイラー・ヒーロー、バム・アデバヨ、カイル・ラウリー、ケイレブ・マーティンなど、主力を含む6選手が負傷欠場したヒートは、自軍ベンチで口論したドウェイン・デッドモンが、マッサージガンをはたいてコートに入れてしまったとして退場となった。

第3Qにバトラーがフル出場したヒートは、1点リードで迎えた第4Qに逆転を許し、一時5点のビハインドを背負うも、その後連続6得点で再び逆転。連敗を回避している。

ヒート(22勝20敗)はバトラーが35得点、7リバウンド、4スティール、3ブロック、マックス・ストゥルースが22得点、7リバウンド、ビクター・オラディポが19得点、ゲイブ・ビンセントが13得点、ジャマール・ケインが12得点、5リバウンドを記録した。

一方、3連勝を逃したサンダー(18勝23敗)は、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが26得点、3スティールをマーク。ジョシュ・ギディーが18得点、15リバウンド、10アシストでトリプルダブルを達成した。そのほか、ケンリッチ・ウィリアムズが13得点、ジェイレン・ウィリアムズが12得点、ルーゲンツ・ドートが11得点、8リバウンドを記録している。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ