セルティックス、グリズリーズ、ウィザーズがポルジンギスやスマートの三角トレードを発表

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6月23日(日本時間24日)、ボストン・セルティックスメンフィス・グリズリーズワシントン・ウィザーズの3チームが三角トレードを発表した。

トレードの内容は以下のとおりだ。

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セルティックス獲得

  • クリスタプス・ポルジンギス
  • 2023年ドラフト全体25位指名交渉権
  • 将来のドラフト1巡目指名権(ゴールデンステイト・ウォリアーズからグリズリーズ経由)

グリズリーズ獲得

  • マーカス・スマート

ウィザーズ獲得

  • タイアス・ジョーンズ
  • ダニーロ・ガリナーリ
  • マイク・マスカーラ
  • 2023年ドラフト全体35位指名権

2015年のNBAドラフトでニューヨーク・ニックスに全体4位で指名されたポルジンギスは、2015年から19年までニックス、2019年から22年までダラス・マーベリックス、2022-2023シーズンにウィザーズに所属。402試合に出場し、平均31.1分間のプレイで19.6得点、7.9リバウンド、1.8アシスト、1.8ブロックを記録している。

2015-2016シーズンにオールルーキー・ファーストチーム、2018年にオールスターに選出されたポルジンギスは、25歳になる前に通算4000得点&1500リバウンド&3ポイントショットショット成功400本&400ブロックを達成した。これはレブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、トレイシー・マクグレディ、カール・アンソニー・タウンズとともに、NBAで5人しか達成していない数字だ。

2022-23シーズンのポルジンギスは、ウィザーズで65試合に先発出場した。自身2016-17シーズン以来の数字で、自己最多の平均得点(23.2)、アシスト(2.7)、スティール(0.9)をマークした。平均20.0得点&8.0リバウンド&1.0ブロック超は、アンソニー・デイビス、ジョエル・エンビードと並び、シーズンで3選手しか達成していない数字だ。フィールドゴール成功率は49.8%を記録。3シーズン連続でFG成功率45.0%超を達成した。

スマートは2014年のNBAドラフトでセルティックスに全体6位指名され、これまで581試合に出場(先発360試合)。1試合平均30.0分間のプレイで10.6得点、3.5リバウンド、4.6アシスト、1.6スティールを記録している。オールディフェンシブチーム選出3回。2022年に年間最優秀守備選手賞を受賞している。ガードでは1996年のギャリー・ペイトン以来のことだった。通算914スティールは球団史上4位の数字だ。また、NBAハッスルアワードも3回受賞している。

プレイオフには過去9シーズンいずれも進出。108試合に出場し(先発73試合)、平均33.1分間のプレイで12.8得点、4.3リバウンド、4.9アシスト、1.3スティールを記録している。2022年にはイースタン・カンファレンスを制し、NBAファイナルに勝ち進んだ。

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ジョーンズは2015年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズに全体24位で指名され、ミネソタ・ティンバーウルブズとグリズリーズで8年にわたってNBAでプレイ。レギュラーシーズンの535試合に出場(先発94試合)。平均19.3分間のプレイで6.8得点、1.9リバウンド、3.9アシストを記録している。

2022-23シーズンは80試合に出場(先発22試合)。平均得点(10.3)、リバウンド(2.5)、アシスト(5.2)で自己最多の数字を残した。グリズリーズでは288試合に出場(先発60試合)。平均20.6分間のプレイで8.3得点、2.1リバウンド、4.5アシストをマークした。

2008年のNBAドラフトでニックスに全体6位で指名されたガリナーリは、13年のNBAキャリアでデンバー・ナゲッツ、ロサンゼルス・クリッパーズ、オクラホマシティ・サンダー、アトランタ・ホークスでプレイ。2022年のオフシーズンにセルティックスと契約したが、FIBAワールドカップ予選で左ひざ前十字じん帯を負傷し、シーズン全休を余儀なくされた。

直近ではホークス時代の2021-2022シーズンに66試合に出場し、平均11.7得点、4.7リバウンド、1.5アシストを記録。通算では728試合に出場し、平均15.6得点、4.8リバウンド、3P成功率38.2%をマークしている。

マスカーラはホークス、フィラデルフィア・76ers、ロサンゼルス・レイカーズ、サンダー、セルティックスと、NBAでの10年で通算平均6.2得点、3.2リバウンド、FG成功率45.7%、3P成功率37.9%を記録。2023年のトレードデッドライン(トレード期限)でサンダーからセルティックスに加わり、20試合に出場して、平均16.2分間のプレイでFG成功率47.2%、3P成功率38.5%をマークした。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ