ジョーダン、マジック、アイバーソン…NBA75周年記念チームに選ばれたレジェンドたちが集結|NBAオールスター2022

及川卓磨 Takuma Oikawa

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NBA75周年記念チーム

2月20日(日本時間21日)、第71回NBAオールスターゲームのハーフタイムにリーグ創設75周年を記念した『NBA75周年記念チーム』の表彰セレモニーが行われた。マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、アレン・アイバーソン、シャキール・オニールといったリーグの歴史を築き上げてきたレジェンドや、レブロン・ジェームズ、ヤニス・アデトクンボといったこの日のオールスターゲームに出場していた現役選手たちなど選ばれた76選手のうち46人が一堂に会する超豪華なセレモニーとなった。

選出された選手たちはひとりひとり紹介され、その偉大なるキャリアを祝福された。会場に来ることのできた選手たちは、ロケット・モーゲージ・フィールドハウスのコート中央に作られた円形のステージに集結し、会場に集まったファンの歓声を浴びた。

最初に紹介されたのはフォワード選手たち。NBAを放送するTNTでコメンテーターを務めているチャールズ・バークリー(元フェニックス・サンズほか)の登場で選手紹介の幕を開けると、カーメロ・アンソニー(ロサンゼルス・レイカーズ)、ドミニク・ウィルキンズ(元アトランタ・ホークスほか)と次々と歴代の名フォワード選手たちが紹介された。エルジン・ベイラー(元ロサンゼルス・レイカーズ)のようなすでに亡くなっている選手や来場できなかった選手は映像でその姿が映し出された。

フォワード選手に続き、センター選手のビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)らが紹介。さらに、ガード選手としてアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・76ersほか)、コービー・ブライアント(元レイカーズ)らの紹介が続き、最後はステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、マジック・ジョンソン(元レイカーズ)、そしてマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が大トリを飾った。

全員が紹介されたあと、現役選手で今回のオールスターに選ばれているジャ・モラント、デビン・ブッカー、カール・アンソニー・タウンズ、ルカ・ドンチッチの4人が先人たちへの感謝と祝福の言葉を述べた。そして、最後にアース・ウインド・アンド・ファイヤーが『シャイニングスター』をパフォーマンスして豪華なセレモニーを締めくくった。

NBA75周年記念チーム:マイケル・ジョーダン
NBA Entertainment

同記念チームは昨年10月に発表。当初は75選手を選ぶ予定だったが、投票の結果同点の選手がいたため、76選手が選ばれている。

セレモニーは映画監督のスパイク・リーが開会を宣言。俳優のJ・B・スムーブ、女優のティファニー・ハディッシュ、歌手のアッシャーがそれぞれフォワード選手、センター選手、ガード選手の紹介に入る前の導入を担当し、会場を盛り上げた。また、俳優のフォレスト・ウィテカーが、セレモニー中に流されたリーグの75年の歴史を振り返るハイライト映像のナレーションを務めた。

選ばれた選手のリストは以下の通り(順番はセレモニーで紹介された順)。

NBA75周年記念チーム

  1. チャールズ・バークリー Charles Barkley ☆
  2. カーメロ・アンソニー Carmelo Anthony ☆
  3. ドミニク・ウィルキンズ Dominique Wilkins ☆
  4. エルジン・ベイラー Elgin Baylor ※
  5. カール・マローン Karl Malone ☆
  6. ボブ・ペティット Bob Pettit ☆
  7. リック・バリー Rick Barry ☆
  8. ポール・アリジン Paul Arizin ※
  9. アンソニー・デイビス Anthony Davis
  10. ドルフ・シェイズ Dolph Schayes ※
  11. ヤニス・アデトクンボ Giannis Antetokounmpo ☆
  12. エルビン・ヘイズ Elvin Hayes ☆
  13. ラリー・バード Larry Bird
  14. デイブ・デブッシャー Dave Debusschere ※
  15. ケビン・デュラント Kevin Durant
  16. ポール・ピアース Paul Pierce ☆
  17. ケビン・ガーネット Kevin Garnett ☆
  18. ジェリー・ルーカス Jerry Lucas ☆
  19. ダーク・ノビツキー Dirk Nowitzki ☆
  20. ティム・ダンカン Tim Duncan
  21. ジョン・ハブリチェック John Havlicek ※
  22. スコッティー・ピッペン Scottie Pippen
  23. ビリー・カニングハム Billy Cunningham ☆
  24. ジュリアス・アービング Julius Erving ☆
  25. カワイ・レナード Kawhi Leonard ☆
  26. ケビン・マクヘイル Kevin Mchale ☆
  27. ジェームズ・ワージー James Worthy ☆
  28. デニス・ロッドマン Dennis Rodman ☆
  29. レブロン・ジェームズ Lebron James ☆
  30. ビル・ラッセル Bill Russell
  31. ネイト・サーモンド Nate Thurmond ※
  32. ウェス・アンセルド Wes Unseld ※
  33. モーゼス・マローン Moses Malone ※
  34. パトリック・ユーイング Patrick Ewing ☆
  35. デイビッド・ロビンソン David Robinson ☆
  36. ボブ・マカドゥー Bob Mcadoo ☆
  37. ビル・ウォルトン Bill Walton ☆
  38. デイブ・コーウェンズ Dave Cowens
  39. ウィルト・チェンバレン Wilt Chamberlain ※
  40. ウィリス・リード Willis Reed
  41. ジョージ・マイカン George Mikan ※
  42. アキーム・オラジュワン Hakeem Olajuwon ☆
  43. ロバート・パリッシュ Robert Parish ☆
  44. シャキール・オニール Shaquille O'Neal ☆
  45. カリーム・アブドゥル・ジャバー Kareem Abdul-Jabbar ☆
  46. アレン・アイバーソン Allen Iverson ☆
  47. クリス・ポール Chris Paul ☆
  48. レジー・ミラー Reggie Miller ☆
  49. ジョージ・ガービン George Gervin ☆
  50. スティーブ・ナッシュ Steve Nash
  51. ピート・マラビッチ Pete Maravich ※
  52. ラッセル・ウェストブルック Russell Westbrook
  53. レニー・ウィルケンズ Lenny Wilkens
  54. デイブ・ビング Dave Bing ☆
  55. ジェームズ・ハーデン James Harden ☆
  56. ジョン・ストックトン John Stockton ☆
  57. デイミアン・リラード Damian Lillard ☆
  58. クライド・ドレクスラー Clyde Drexler ☆
  59. ギャリー・ペイトン Gary Payton ☆
  60. アール・モンロー Earl Monroe
  61. ネイト・アーチボルド Nate Archibald
  62. ハル・グリアー Hal Greer ※
  63. ウォルト・フレイジャー Walt Frazier
  64. ジェイソン・キッド Jason Kidd ☆
  65. オスカー・ロバートソン Oscar Robertson ☆
  66. ジェリー・ウェスト Jerry West ☆
  67. アイザイア・トーマス Isiah Thomas ☆
  68. ビル・シャーマン Bill Sharman ※
  69. ボブ・クージー Bob Cousy
  70. サム・ジョーンズ Sam Jones ※
  71. コービー・ブライアント Kobe Bryant ※
  72. レイ・アレン Ray Allen ☆
  73. ドウェイン・ウェイド Dwyane Wade ☆
  74. ステフィン・カリー Stephen Curry ☆
  75. マジック・ジョンソン Magic Johnson ☆
  76. マイケル・ジョーダン Michael Jordan ☆

☆付きはセレモニー来場者(46人)、※付きは故人(15人)。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。