渡邊雄太が11分出場で1リバウンド&1アシスト グリズリーズはバックスに勝利

坂東実藍 Miran Bando

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メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太が2月16日(現地時間15日)、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで行われたミルウォーキー・バックス戦で途中出場し、1リバウンド、1アシストを記録したグリズリーズは113-110で勝利している。

渡邊は11分6秒間の出場で3ポイントショット1本試投を含むフィールドゴール2本試投(フリースロー試投なし)。ターンオーバーとパーソナルファウルはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-2だった。

第2クォーター開始から出場した渡邊は、前半残り10分14秒、プルアップジャンパーを放つが決まらない。同5分34秒には右コーナーから3Pを打つも決まらず、同3分49秒にベンチに下がる。

後半、第3Q残り2分55秒から再びコートに立った渡邊は、同3秒にルースボールを自陣で拾い、ショットクロックが迫るなかで3Pを沈める。だが、その前にファウルがあったとの判定で得点にはならなかった。

渡邊は続いてインバウンドパスでラマー・スティーブンズのショットをお膳立てし、アシストを記録すると、第4Qは出場機会なく、試合終了を迎えている。

グリズリーズは第4Q中盤に連続8得点を許し、2点のビハインドを背負う。だが、ジャレン・ジャクソンJr.の3Pやザイア・ウィリアムズのアリウープダンクで残り2分15秒までに5点差とすると、さらに同50秒で9点差とリードを広げた。

マリーク・ビーズリーの連続3Pで同29秒に3点差と迫られたグリズリーズは、さらにビンス・ウィリアムズJr.のオフェンシブファウルでバックスに最後のポゼッションを与える。

だが、そのバックス最後の攻撃は、コート中央での混戦を経て、デイミアン・リラードの3Pが決まらず。グリズリーズが逃げ切って、9連敗後に2連勝とした。

グリズリーズ(20勝36敗)はウィリアムズとGG・ジャクソン二世が各27得点、ウィリアムズJr.が18得点、12リバウンド、7アシスト、スティーブンズが13得点、5リバウンド、ジョーダン・グッドウィンが11得点、7リバウンド、トレイ・ジェミソンが10得点、6リバウンドを記録している。

一方、2連敗のバックス(35勝21敗)は、ヤニス・アデトクンボが35得点、12アシスト、リラードが24得点、7アシスト、ボビー・ポーティスが15得点、7リバウンド、ブルック・ロペスが14得点、11リバウンドをマークした。

グリズリーズはオールスターブレイクを迎え、次戦は2月24日午前10時(現地23日)、フェデックス・フォーラムでロサンゼルス・クリッパーズと対戦する。

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。