渡邊雄太が17分出場 グリズリーズはブレイザーズに黒星

坂東実藍 Miran Bando

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メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太が3月2日(現地時間1日)、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦で途中出場し、1リバウンド、1スティールを記録した。グリズリーズは92-122で敗れている。

渡邊は17分4間の出場でフィールドゴール1本、フリースロー2本試投。ターンオーバーとパーソナルファウルは各2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-20だった。

第1クォーターに出場機会がなかった渡邊は、第2Q開始から登場。残り11分43秒にドライブからレイアップを試みるがブロックされ、同6分56秒にベンチに下がる。

後半、チームが19点のビハインドを背負って迎えた第4Qに渡邊はフル出場。残り1分59秒にドライブからファウルをもらい、2本のFTを放ったが決まらなかった。

グリズリーズは第2Q開始から4-11のランを許すと、6点を追ってハーフタイムに突入。第3Q中盤には16点のビハインドを背負う。この第3Qでブレイザーズに3P7本中5本成功を含むFG成功率79%を許したグリズリーズは、その後も突き放されて敗れている。

4連敗のグリズリーズ(20勝40敗)は、ジェイク・ラレイビアが自己最多の21得点、ラマー・スティーブンズが19得点、GG・ジャクソン二世が11得点、ジョーダン・グッドウィンが10得点を記録した。

一方、連敗を9で止めたブレイザーズ(16勝42敗)は、ジャバリ・ウォーカーが19得点、10リバウンド、ダラーノ・バントンが今季自己最多の19得点、7リバウンド、ドゥオップ・リースが18得点、5リバウンド、クリス・マレーが14得点、マティース・サイブルが13得点、ジェレミー・グラントが10得点、5アシストをマークしている。

グリズリーズは3月3日午前10時(現地2日)、再びフェデックス・フォーラムでブレイザーズと対戦する。

ボックススコア

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。