八村塁が自身最長となる9試合連続二桁得点もウィザーズの連勝は止まる

及川卓磨 Takuma Oikawa

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2月23日(現地24日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がカリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ戦に先発出場した。八村は36分29秒の出場で10得点、9リバウンド(1オフェンシブリバウンド)、2アシスト、1スティールを記録し、自身最長となる9試合連続の二桁得点を記録した。ウィザーズは116-135で敗れ、連勝が5で止まっている。

今季22試合目、キャリア通算70試合目(すべて先発出場)となった八村は前半、チームトップの20分17秒に出場し、5得点、4リバウンドを記録。ウィザーズは55-72と17点差でハーフタイムを迎えた。

第3クォーターもスタートで出場した八村は、このクォーターの12分間にフル出場し、フィールドゴール2本中2本(そのうち3ポイントショット1本中1本)を成功させて、5得点、4リバウンドをマーク。チームは第3Qを39-27と巻き返し、94-99と点差を5に縮めて第4Qに突入する。

だが、八村がベンチに下がっていた第4Q開始直後にテレンス・マンに連続得点を許して10点差とされると、残り7分19秒、102-113の11点差の場面で八村が再びコートに戻ったものの、レジー・ジャクソンの連続3Pなどでますます点差を広げられてしまう。

さらに、残り3分58秒には、この日試合最多の32得点をマークしたカワイ・レナードに3Pを決められる。このショットで20点差(106-126)とされたウィザーズは、八村を含む主力をベンチに下げて白旗をあげた。

この日八村はFG8本中4本、そのうち3Pを2本中2本成功させている。八村が1試合で3Pを2本以上成功させたのは、2月5日(同6日)のマイアミ・ヒート戦以来今季3度目。3P2本以上を放って成功率100%だったのは今季初めてだ(昨季は2回達成。最高は3本中3本を沈めた2019年10月30日のヒューストン・ロケッツ戦)。

ウィザーズは次戦、25日(日本時間26日)に敵地でデンバー・ナゲッツと、クリッパーズは同日敵地でメンフィス・グリズリーズと対戦する。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。