【バスケW杯】リトアニアに初黒星で懸念のアメリカを次に待つのは?|FIBAワールドカップ2023

Gilbert McGregor

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バスケットボール男子アメリカ代表は、2年前に開催された東京オリンピックで金メダルを獲得した。だが、FIBAバスケットボールワールドカップ2023で金メダルを獲得せずに、バスケットボール界の頂点に立っていると本当に言えるだろうか。2019年のワールドカップで7位だったアメリカは、今大会での挽回が求められていた。

グループフェーズの最初の3試合は順風満帆だった。だが、モンテネグロ戦での厳しい試練で一部が眉をひそめることに。それでも敗戦を回避したアメリカだったが、9月3日のリトアニア戦で104-110と敗れ、大会初黒星を喫している。

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アメリカにとって朗報なのは、敗れたとはいえ、金メダルがまだ手の届くところにあることだ。その上で、2次ラウンドに入ってからアメリカは下り調子だけに、今後のチームに関して疑問が浮かぶのは当然だろう。

リトアニアに敗れたアメリカを次に待つのは?

アメリカはリトアニアに敗れ、グループJで2位となった。ただ、各組上位2チームが準々決勝に駒を進めるため、いずれにしてもアメリカはベスト8に進出している。

マニラで金メダルを手にするには、ここから3連勝を飾らなければならない。アメリカは9月5日の午後8時40分からイタリアと準々決勝で対戦する。

トーナメントでアメリカの山にはここまで無敗のドイツ、そして驚きの8強入りを果たしたラトビアがいる。アメリカはイタリアに勝てば準決勝でドイツかラトビアと対戦だ。

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アメリカが勝ち進むには、モンテネグロ戦やリトアニア戦で明らかになった、いくつかの懸念すべき傾向を修正しなければならない。アメリカはどれくらい心配すべきなのだろうか。

2次ラウンドにおけるアメリカのパフォーマンスで最大の懸念となったのは、リバウンドだ。2試合で58-92と相手に大きく上回られた。先発センターのジャレン・ジャクソンJr.は1リバウンドしか拾えていない。

モンテネグロ戦後、アメリカにとってリバウンドがどれほど大きな問題かを検証した際、その懸念を軽んじていたかもしれない。だが、リバウンドの問題だけでは現在のアメリカが負けるほどではないということに変わりはない。

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アメリカはリトアニアに開始から9本連続で3ポイントショットを沈められ、試合を通じて3P25本中14本成功を許した。いくつかは極めて厳しい状況としながら決められたものだ。

リトアニア戦ではジャクソンJr.とオースティン・リーブスがファウルアウトになっている。そのファウルトラブル、そしてまるで別世界のようなショット精度、そこにさらにリバウンドの差が加わって、アメリカが負ける方程式となることが証明された。ただ、同じようなかたちで優位に立てるチームはほかにあるのだろうか。

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準々決勝に進出したチームの中では、イタリアが1試合平均のリバウンドでリトアニアに次ぐ2位だ。ニコロ・メッリとシモーネ・フォンテッキオのフォワード陣がリバウンドでチームをけん引してきた。一方、ポイントガードのマルコ・スピッスは1試合平均2.4本の3P試投で46.2%の成功率を記録している。

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原文:What's next for Team USA at FIBA Basketball World Cup? Lithuania loss raises concerns before knockout round(抄訳)

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Gilbert McGregor

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Gilbert McGregor first joined The Sporting News in 2018 as a content producer for Global editions of NBA.com. Before covering the game, McGregor played basketball collegiately at Wake Forest, graduating with a Communication degree in 2016. McGregor began covering the NBA during the 2017-18 season and has been on hand for a number of league events.