1月19日（日本時間20日）、パリ（フランス）のAccor Arenaで行われたNBAパリゲーム2023、シカゴ・ブルズ対デトロイト・ピストンズの一戦は、126-108でブルズが勝利した。
この日の試合はここ数日のNBAのフランス滞在の締めくくりとなった。両チームがクリニックや観光イベントに参加し、エッフェル塔を訪れたり、高級ディナーを味わった。オペラハウスではピストンズのための貸し切りショーまで行われた。
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マジック・ジョンソンやリチャード・ハミルトン、ベン・ウォレス、トニー・パーカー、ジョアキム・ノアといったNBAレジェンドたちも顔を見せた。NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、「あまりオールスターとは比較したくはない」と話している。
「だが、我々のヨーロッパのオールスターゲームに最も近いものだ」
1997年にマイケル・ジョーダンを擁するブルズがパリで試合を戦った際、米国外出身選手はNBAの14選手にひとりという割合だった。現在は、4人にひとりとなっている。
試合開始15分ほど前には、次回ドラフト全体1位候補として注目されているフランスのビクター・ウェンバンヤマがコートサイドに。第2クォーター途中にスクリーンに映し出されると、ウェンバンヤマは笑顔で手を叩いた。
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試合はザック・ラビーンが30得点、5リバウンドを記録したブルズが勝利。祖父がフランス人というラビーンは、「ここの空気は自分に合っていたのかもしれないね」と話している。
2連勝のブルズ（21勝24敗）は、ラビーンのほかにデマー・デローザンが26得点、9リバウンド、5アシスト、ニコラ・ブーチェビッチが16得点、15リバウンド、6アシスト、アヨ・ドスンムが13得点
デリック・ジョーンズが12得点、パトリック・ウィリアムズが10得点、6リバウンド、コービー・ホワイトが10得点を記録している。
一方、3連敗となったピストンズ（12勝36敗）は、ボーヤン・ボグダノビッチが25得点、5リバウンド、ハミドゥ・ディアロが17得点、サディック・ベイが16得点、9リバウンド、ジェイデン・アイビーが16得点、ジェイレン・デュランが11得点、12リバウンド、アイザイア・スチュワートが7得点、11リバウンドをマークした。
両軍で唯一のフランス人選手だったキリアン・ヘイズは、フィールドゴール13本中2本成功の4得点だったが、チーム最多の8アシストを記録した。ヘイズは「今夜は勝つことができず、ちょっとフラストレーションだ」と述べている。
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