富永啓生、田中力、林未紗がバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプに参加へ

及川卓磨 Takuma Oikawa

富永啓生、田中力、林未紗がバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプに参加へ image

2月12日(日本時間13日)、富永啓生(桜丘高)、田中力(IMGアカデミー)、林未紗(足羽高)の3名が、第5回目となるバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・グローバルキャンプ(Basketball Without Borders Global Camp/以下BWB)に参加することが発表された。

BWBはNBAとFIBA(国際バスケットボール連盟)が共同で実施している若手選手向けのバスケットボールキャンプだ。第5回目となる今年のBWBグローバルキャンプは、NBAオールスター2019が開催されるノースカロライナ州シャーロットにあるクイーンズ大学シャーロット・レビーン・センターで、2月15~17日(同16~18日)の3日間にわたって開催される。キャンプには、31の国と地域から富永、田中、林を含む高校生世代の男女63名が参加する。

2002年からBWBの公式パートナーを務めるナイキは、キャンプ参加者にアパレルとフットウェアを提供する。

今キャンプには、NBAオールスター選手であるニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ/セルビア出身)、ニコラ・ブーチェビッチ(オーランド・マジック/モンテネグロ出身)、2018年ドラフト全体1位指名で2016年にBWBに参加した経験を持つディアンドレ・エイトン(フェニックス・サンズ/バハマ出身)、2017-18 NBAオールルーキー・セカンドチームに選出されたボグダン・ボグダノビッチ(サクラメント・キングス/セルビア出身)がコーチを務める予定だ。

2001年から始まったBWBは、これまで129の国と地域から3300名が参加してきたプログラムで、キャンプ参加選手のうち55名以上がNBAでドラフト指名もしくはフリーエージェント契約を果たしている。

NBAとFIBAはこれまで28か国・35都市で合計56回のBWBキャンプを開催してきた。世界中で開催されるBWBをサポートするため、これまでにNBA30チームから参加した225名のチーム関係者よりも多い、290名を超える現役及び引退したNBA、WNBA、FIBAの選手が参加している。

なお、2016年のNBAオールスター期間中に開催されたBWBグローバルキャンプには、現在ゴンザガ大学で活躍中の八村塁が参加した。

▶スポーツ観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

及川卓磨 Takuma Oikawa

及川卓磨 Takuma Oikawa Photo

スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。