元レイカーズのロバート・サクレが現役引退、Bリーグ サンロッカーズ渋谷で3年プレイ

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7月31日、元NBA選手で昨季までBリーグのサンロッカーズ渋谷でプレイしていた身長213cmのセンター、ロバート・サクレが現役引退を発表した。

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6月に30歳になったばかりのサクレは、SR渋谷のプレスリリースを通じて以下のように引退を報告した。

「サンロッカーズファンの皆さん、今日皆さんに現役引退を決意したことをお伝えしたいと思います。皆さんがくれた素晴らしい機会の数々に本当に感謝をしています。これからは子供達、家族と過ごす時間を大切にしていきたいと思います。渋谷区の皆さん、そしてサンロッカーズファンの皆さんに囲まれ本当に幸せな時間を過ごすことができました。本当に寂しいですが、いつも、これからもサンロッカーズの一員です。皆さんとのかけがえの無い思い出は消えることはありません」。

SR渋谷の浦長瀬正一クラブ代表は、同リリースを通じて「『かけがえの無い家族と、今しかないこの時間を大切に過ごしたい』という本人の意思を尊重し、引退を受け入れることとしました。2017年1月にサンロッカーズ渋谷へ加入後は、コート上はもとよりオフコートでもチームを支え、中心選手として活躍してきた選手なだけに非常に残念でなりません」とコメントを発表している。

「我々サンロッカーズ渋谷は、ロバート・サクレという偉大な選手をチーム創成期に迎え、その一員として共に戦えたことは幸運でありました。サクレ選手が試合に臨む際に見せてくれた「熱い気持ちや姿勢」を決して忘れることなく、チームの貴重な財産として持ち続け、一丸となって新シーズンに向けて進んでまいります」。

ゴンザガ大学出身のサクレは、2012年のNBAドラフトで2巡目全体60位でロサンゼルス・レイカーズに指名された。NBA通算4シーズンでレギュラーシーズン189試合(先発35試合)に出場し、レギュラーシーズンの個人成績は1試合平均4.2得点、3.1リバウンド、0.7アシスト、0.3スティール、0.5ブロックだった。NBA初年度の2013年にはプレイオフにも2試合出場した。

2015-16シーズン終了後にニューオーリンズ・ペリカンズと契約したものの、翌シーズン開幕前に解雇されたサクレはNBAを離れ、Bリーグ創設初年度となる2016-17シーズン途中にSR渋谷と契約。Bリーグでは足かけ3シーズンでレギュラーシーズン通算152試合に出場し、2634得点(1試合平均17.3得点)、1284リバウンド(同8.4リバウンド)を記録した。

2018-19シーズンにはBリーグのレギュラーシーズン全60試合にすべて先発出場し、平均33分55秒、19.4得点、9.2リバウンドをマーク。2019年のオールスターゲームではB.BLACKの一員として26得点をマークした。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ