栃木ブレックスの比江島慎がマーベリックスのミニキャンプ参加へ

栃木ブレックスの比江島慎がマーベリックスのミニキャンプ参加へ image

Bリーグのリンク栃木ブレックスに所属する比江島慎が、NBAダラス・マーベリックスのミニキャンプに参加する。5月30日に栃木が発表した。

📺 NBAファイナル2019全試合配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)

リリースによると、比江島はマブスから招待され、6月16日から18日までテキサス州ダラスで行なわれるミニキャンプに参加するという。身長190cm、今年8月に29歳になる比江島は、リリースを通じて「厳しいチャレンジであることは分かっていますが、自分よりもレベルの高い選手たちとプレイすることによって見えてくるものがあると思っています」と、ミニキャンプ参加についてコメントしている。

「目の前にチャンスがあるので、何よりもやるからには全力でやって、そのチャンスを掴み取れるように努力したいと思います」。

このミニキャンプは、7月にネバダ州ラスベガスで開催されるNBAサマーリーグに出場するチームのメンバー選考を主目的としたもので、マブスとその傘下にあるテキサス・レジェンズ(NBA Gリーグ)のロスター選考を兼ねたものとなる。

NBAの各チームは通常、サマーリーグのために公式戦とは別に、若手選手やNBA未経験者を中心としたサマーリーグ用のチームを編成する。そこで選手の実力を計り、9月のトレーニングキャンプ、10月に開幕する新シーズンに向けた公式戦のロスターを編成するための判断材料とする。

男子バスケットボール日本代表の主力でもある比江島は、6月5日に渡米し、ミニキャンプ開始まで現地で準備を進める予定だ。

栃木と比江島は、29日に2019-20シーズンの選手契約に合意したことを発表したばかりだった。

比江島は昨年7月にシーホース三河から栃木への移籍を発表した後、同8月にオーストラリアのプロバスケットボールリーグであるNBLのブリスベン・ブレッツへの移籍を発表した。豪州で公式戦3試合に出場した比江島は、今年1月にブレッツを退団後、栃木に戻ってBリーグに復帰。2018-19シーズンのBリーグでレギュラーシーズン29試合に出場し、1試合平均9.9得点、3.5アシスト、2.2リバウンド、フィールドゴール成功率50.2%、3ポイントショット成功率42.9%を記録した。Bリーグのチャンピオンシップ4試合では、同14.3得点、2.0アシスト、1.8リバウンド、FG成功率51.4%、3P成功率61.5%をマークしている。

なお比江島は、31日にRakuten TVで配信されるトロント・ラプターズとゴールデンステイト・ウォリアーズが対戦するNBAファイナル2019第1戦のゲスト解説を務める。同日夜には、渋谷ストリームホールで開催される『NBAファイナル2019 パブリックビューイングパーティー presented by Rakuten TV』にも出演する予定だ。

同パブリックビューイングパーティーには、来日中のケンバ・ウォーカー(シャーロット・ホーネッツ)、川崎ブレイブサンダースの篠山竜青も出演予定で、ウォーカーはそのほか、Rakuten TVのNBAトーク番組『俺達のNBA!!』の公開収録及びNBA Japan公式ツイッターアカウント(@NBAJPN )でライブストリーム配信されるQ&Aセッションにも登場する。