ハーデンが45得点の活躍 76ersがセルティックス相手に先勝|NBAプレイオフ2023

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5月2日(現地1日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンでフィラデルフィア・76ersとボストン・セルティックスによるNBAプレイオフ2023のイースタン・カンファレンス セミファイナル(準決勝)の第1戦が行われ、ジェームズ・ハーデンが45得点、6アシストの大活躍を見せた76ersが先勝した。

第2シードのセルティックスは1回戦でアトランタ・ホークス相手に4勝2敗で勝ち上がり、対する第3シードの76ersはブルックリン・ネッツを4勝0敗で倒し、今シーズンのプレイオフ唯一のスウィープを決めている。

大黒柱で今季のMVP候補の1人であるジョエル・エンビードがひざの負傷え不在という状態で迎えた第1戦、76ersはジェームズ・ハーデンを中心にオフェンスを組み立てる作戦を取った。

第1クォーターは激しいの点の取り合いとなり、セルティックスが果敢にペイントをアタックし最初の14本中13本のフィールドゴールを決めたのに対して、76ersも最初の10本中8本を決めて対抗した。

ジェイレン・ブラウンがが第1Qに14得点、ジェイソン・テイタムが第2Qに20得点と活躍するのに対して、76ersはハーデンが安定したオフェンスを提供するのに加えて、ディアンソニー・メルトンが前半だけで17得点と貢献した。

しかし最後に試合を決めたのはハーデンだった。試合残り8.1秒、1点差を追う状況でハーデンがアル・ホーフォードの上からステップバック3ポイントショットを沈め、76ersが117-115と逆転。

セルティックスは最後にもう一度攻めるチャンスがあったものの、76ersがテイタムにボールを入れさせず、スティールしたポール・リードがフリースローを獲得し、両方とも決めて119-115とした。

試合後の記者会見でハーデンは「負けるつもりでここに来たわけではない」と語った。

「勝ちに来たんだ。この勝利のあとも、連中には満足しちゃいけないと伝えたよ。冷静さを保てている。第2戦も取りに行く」

76ers(1勝0敗)はハーデンのほかに、タイリース・マクシーが26得点、トバイアス・ハリスが18得点、5リバウンド、エンビードの代わりに先発出場したリードが10得点、13リバウンドをマーク。

敗れたセルティックス(0勝1敗)はテイタムが39得点、11リバウンド、ブラウンが23得点、6リバウンド、マルコム・ブログドンが20得点を記録した。

第2戦は5月4日(現地3日)に再びTDガーデンで開催される。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ