レナード38得点 クリッパーズが敵地でサンズに先勝|NBAプレイオフ2023

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4月16日(日本時間17日)、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第1戦、ロサンゼルス・クリッパーズ対フェニックス・サンズの一戦は、115-110でクリッパーズが勝利した。

第3クォーター中盤まで大半をリードしていたクリッパーズだが、連続15得点を許して9点のビハインドを背負う。しかし第3Qに12得点をあげたカワイ・レナードを筆頭に挽回し、タイスコアで第4Qを迎える。

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残り2分36秒と同2分にレナード、同1分33秒にエリック・ゴードンが3ポイントショットを沈め、6点をリードしたクリッパーズは、その後連続5得点を許して1点差に迫られた。

しかし、終盤に何度かオフェンシブリバウンドを拾ったクリッパーズは、残り17.7秒でラッセル・ウェストブルックがフリースローを2本沈めて3点をリード。さらに同10.1秒、ウェストブルックがデビン・ブッカーのレイアップをブロックし、敵地での初戦を制している。

クリッパーズ(1勝)はレナードが38得点、5リバウンド、5アシスト、ゴードンが19得点、ノーマン・パウエルが14得点、イビツァ・ズバッツが12得点、15リバウンド、テレンス・マンが10得点を記録した。

ウェストブルックはフィールドゴール19本中3本成功の9得点だったが、10リバウンド、8アシスト、2スティール、3ブロックをマーク。終盤のFTとブロックでチームの勝利に貢献している。

レナードは「勝利につながるプレイをし、ボールをはたき、オフェンシブリバウンドを拾って、僕らにお膳立てをする。プレイオフのバスケットボールだ」と称賛した。

「ショットはベストの夜じゃなかったかもしれない。でも、いろいろな方法で試合に影響しなければならないんだ。今夜の彼はそれをやってくれた」

ウェストブルックは「キャリアを通じて毎年すべてをやってきた自分を誇っているよ」と話している。

「試合に勝つために自分が必要とされることは何でもやる」

一方、サンズ(1敗)はケビン・デュラントの加入後、同選手が出場した試合で9戦目にして初の黒星。デュラントが27得点、9リバウンド、11アシスト、ブッカーが26得点、4スティール、3ブロック、トーリー・クレッグが22得点、クリス・ポールが7得点、11リバウンド、10アシストをマークしている。

デュラントは「もっと良いスタートを切りたかったのは間違いない。でも、こういうこともあるんだ」と話している。

「大事なのは、そこからどう巻き返すかだよ」

第2戦は4月18日(同19日)、再びフットプリント・センターで行われる。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ