ヤニス&ヒーロー負傷退場の初戦はヒートが制す バトラー35得点|NBAプレイオフ2023

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4月16日(日本時間17日)、ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第1戦、マイアミ・ヒート対ミルウォーキー・バックスの一戦は、130-117でヒートが勝利した。

バックスはヤニス・アデトクンボが第1クォーター残り4分13秒、ドライブを仕掛けた際に腰を強く打ち、プレイを続けるもその後ロッカールームへ。第2Q途中に復帰したが、1分強のプレイで再びロッカールームに下がり、10分56秒の出場で6得点、3リバウンドという数字でプレイを終えた。

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一方、ヒートはタイラー・ヒーローが前半終盤、ルースボールを競った際に右手を負傷し、痛そうな様子を見せる。球団はハーフタイムにヒーローが右手の骨折で試合に戻らないと発表した。ヒーローは19分28秒の出場で12得点、2リバウンド、2アシストを記録している。

アデトクンボ退場の前から主導権を握ったヒートは、第1Qに最大14点をリード。その後1点差に詰め寄られるも、12-2のランで突き放す。ハーフタイムまでに13点差をつけたヒートは、3ポイントショット45本中11本成功にとどまったバックスに対し、25本中15本成功(60.0%)をマーク。フィールドゴール84本中50本成功(59.5%)で敵地での初戦を制した。

ヒート(1勝)はジミー・バトラーが35得点、5リバウンド、11アシスト、バム・アデバヨが22得点、9リバウンド、7アシスト、ケビン・ラブが18得点、8リバウンド、ゲイブ・ビンセントが15得点、6アシスト、ケイレブ・マーティンが15得点を記録している。

エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは「とにかく素晴らしい競争者だ」と、バトラーを称賛した。

「攻守両面でそれを見せてくれた。生まれながらにして試合中に必要なことを感じることができるんだ。攻撃で何度か叩くことや、いくつかの引き金が必要だった。特にタイラーが戻れないと分かった時に、すべてを落ち着かせることが必要だった。ジミーは様々な方法でそれをやれるんだ」

バトラーは「結局は自分にコントロールできることをコントロールしたまでだ。チームや相手チームの誰がコートに立っていようと、正しくバスケットボールをプレイすることだよ」と述べている。

「アグレッシブさを保ち、味方がショットを打てるようにする。やるべき守備をして、チームの勝利のために必要なことを何でもするんだ」

ラブは「間違いなく、最高のクローザーだよ」と、バトラーに賛辞を寄せた。

「彼には素晴らしいことができる。僕らのリーダーだ。彼が僕らの調子を定めてくれる。試合を締めくくることに関しては、リーグの誰よりも彼のことを頼りにしているよ」

一方、バックス(1敗)はクリス・ミドルトンが33得点、9リバウンド、ボビー・ポーティスが21得点、8リバウンド、ドリュー・ホリデーが16得点、7リバウンド、16アシスト、グレイソン・アレンが12得点、ブルック・ロペスが10得点をマークした。

ホリデーは「彼らのプレイが良かった」と、ヒートをたたえている。

「リズムに乗っているようだった。バスケットにアタックし、フリースローをたくさん手にした。僕らがやるべきことはたくさんある。もっと良いスタートを切ることとかね」

アデトクンボの状態について、マイク・ブーデンホルザーHCは「様子を見る。彼がどういう具合か、起きた時にどうなのか、今夜と明日でどういう感じかを見ていくよ」と述べた。

第2戦は4月19日(同20日)、再びファイサーブ・フォーラムで行われる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ