ヒートがブルズを下してプレイオフ進出 首位バックスと対戦へ|NBAプレイイン・トーナメント2023

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4月14日(日本時間15日)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで行われたイースタン・カンファレンスのプレイイン・トーナメント、シカゴ・ブルズ対マイアミ・ヒートの一戦は、102-91でヒートが勝利し、東地区第8シードでのプレイオフ進出を果たした。

プレイイン・トーナメント初戦でアトランタ・ホークスにホームで敗れたヒートが、トロント・ラプターズを敵地で下したブルズを迎えた一戦。前半に14点差をつけたヒートは、第4クォーター残り7分12秒で6点のビハインドを背負うも、その後の2分間で9-3と巻き返す。

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NBAでは5点差以内で残り5分を迎えた試合を「クラッチゲーム」と定めているが、ヒートはレギュラーシーズンでリーグ最多となる54試合がクラッチゲームだった。

そしてタイスコアで残り5分を切ったこの日の試合、ヒートは残り3分47秒に3点のビハインドを背負ったが、ここから15-1のランで試合を締めくくった。残り2分17秒にジミー・バトラーの得点で1点をリードすると、同1分14秒のマックス・ストゥルースの3ポイントショットで5点差に。同40.7秒には3Pを狙ったストゥルースがファウルされ、3本のフリースローを沈めて競り勝った。

ヒートはバトラーが31得点、ストゥルースが3P7本を含む31得点、7リバウンド、タイラー・ヒーローが12得点、8リバウンド、7アシスト、バム・アデバヨが8得点、17リバウンドを記録している。

エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは「今季の我々が完璧なチームじゃなかったのは確かだ」と述べた。

「だが、私はロッカールーム内での選手たちのことをひとつ知っている。この2日間で、グループがいかにこれを望んでいたかということだ。タイトルを競う機会を得るべく、プレイオフに進出しようと、どれだけ必死に、断固たる決意で望んでいたかをね」

バトラーは「僕ら全員、どんなプレッシャーも感じていなかったと思う」と話している。

「試合に臨み、競ったんだ」

また、ストゥルースは「勝たなきゃ終わりだった」と喜んだ。

「僕らはまだ終わっていない」

一方のブルズは、デマー・デローザンが26得点、9アシスト、アレックス・カルーソが16得点、ザック・ラビーンが15得点、コービー・ホワイトが14得点、5リバウンド、ニコラ・ブーチェビッチが12得点、9リバウンドをマークしている。

ビリー・ドノバンHCは「選手たちは落胆している」と話した。

「9月から4月半ばまで、多くの時間を使ってあれだけやってきたんだ。みんな落胆していると思う。オールスターブレイク以降、我々はグループとして良くなった。今夜の試合に勝ち、プレイオフに進む道を見つけられたら良かったんだけどね。だが、そうはならなかった」

敗れたブルズは2年連続のプレイオフ進出ならず。一方、勝利したヒートは、プレイオフ・ファーストラウンドで東地区第1シードのミルウォーキー・バックスと対戦。第1戦は16日(同17日)、ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われる。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ