セルティックスがエンビード復帰の76ersに最大36点差の快勝 ブラウン25得点|NBAプレイオフ2023

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5月3日(日本時間4日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦、フィラデルフィア・76ers対ボストン・セルティックスの一戦は、121-87でセルティックスが大勝し、シリーズ1勝1敗とした。

セルティックスは前半にファウルを3つ犯したジェイソン・テイタムが、第3クォーター残り7分34秒に4つ目のファウル。これでテイタムがアグレッシブさを失ったセルティックスは、18点のリードを13点まで縮められる。

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だが、19-5のランで第3Qを締めくくり、27点差をつけたセルティックスは、両軍のスターターがほとんど出なかった第4Qに最大36点をリード。3ポイントショットを20本沈めたセルティックスが、守備でも第1戦で3P17本成功だった76ersを3P6本成功に抑え、快勝でシリーズをタイとした。

セルティックス(1勝1敗)はジェイレン・ブラウンが25得点、マルコム・ブログドンが23得点、6リバウンド、マーカス・スマートが15得点、5リバウンド、デリック・ホワイトが15得点、グラント・ウィリアムズが12得点を記録。ファウルトラブルに苦しんだテイタムは、7得点、7リバウンドだった。

ホームでの第1戦を落としていたセルティックスだけに、ブラウンは「とにかくもっと自分たちにプライドを持たなければいけない。それだけだ」と話している。

「前回の試合はとにかく自分たち本来の出来じゃなかったと思う。自分たちのベストでプレイしたかった。それをしたんだ」

一方、76ers(1勝1敗)はトバイアス・ハリスが16得点、7リバウンド、ジョエル・エンビードが15得点、5ブロック、タイリース・マクシーが13得点、ジェームズ・ハーデンが12得点、10リバウンドをマークしている。

右ひざの挫傷から3試合ぶりに復帰したエンビードは、開始13分で5ブロックと守備で活躍。だが、初のフィールドゴール成功が第1Q終盤だったエンビードは前半、FG5本中3本成功、フリースロー8本中7本成功の13得点だった。

ケガを治すのに4~6週間を要する可能性も伝えられたという中、シリーズ2連勝スタートとするチャンスもあったことで出場したエンビードは、「かなり良い感じでプレイできると思った。チームを助けることができるとね」と話している。

「とにかくやれたという感じだ。負けたことは落胆だよ。でも、自分を取り戻すための一歩前進だ」

第3戦は5月5日(同6日)、ペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで開催。ブラウンは「敵対的な環境だ。でも、楽しくなるはずだよ」と意気込んだ。

「僕たち全員、その挑戦に臨むことにワクワクしなければいけない」

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ