ズバッツがジャバー以来の31得点&29リバウンド&3ブロック クリッパーズがペイサーズに快勝

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11月27日(日本時間28日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたインディアナ・ペイサーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、114-100でクリッパーズが勝利した。

カワイ・レナードとポール・ジョージが欠場したクリッパーズは、イビツァ・ズバッツが31得点、29リバウンド(12オフェンシブリバウンド)、3アシスト、3ブロックを記録した。得点は今季自己最多、リバウンドは自己最多かつ今季リーグ最多の数字だ。

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31得点&29リバウンド&3ブロック達成は、1973-74シーズン以降のNBAで3度目の記録。最後に達成したのは、1978年2月3日(同4日)のカリーム・アブドゥル・ジャバーだった。

ズバッツは「クレイジーだね。いつも20得点&20リバウンドを望んでいるんだ」と話している。

「カリームの記録と自分が話題になるなんて、とんでもないことだ。素晴らしいよ」

残り3分46秒にフリースローを2本沈めて30得点を達成したズバッツだが、その6秒後にTJ・マコーネルのショットを阻もうとしてファウルアウト。2018年のディアンドレ・ジョーダン以来となる球団12人目の20得点&20リバウンドを達成したが、2018年以来リーグ4度目となる30得点&30リバウンドにはわずかに及ばなかった。

ズバッツは「30得点&30リバウンドを強く望んでいたから、自分に怒ったよ。残念だ。喜ぶべきだろうけどうれしくないのは確かだね」と述べている。

「とにかく自分に腹が立ったけど、どうしようもないんだ。誰かが得点しようとすれば、僕はいつだってそれを阻止しようとする」

クリッパーズのタロン・ルー・ヘッドコーチは「とにかく彼は準備していた。ずっとよくやっている」と、ズバッツに賛辞を寄せた。

「こういうビッグゲームで報われたのは素晴らしいことだ。みんな彼のことを喜んでいるよ。ペイントにいる彼を探し、ボックスアウトをして、彼がリバウンドを拾えるようにした」

ペイサーズのリック・カーライルHCも「バスケット付近で素晴らしい存在感だった。我々は良い仕事ができなかったね」と、ズバッツを称賛している。

「とにかく彼は支配していた。ああいう状況では、複数でマイルズ(ターナー)を助けなければいけないが、それができなかった」

第1クォーターにズバッツが自己最多の14得点をあげたクリッパーズは、2点リードで前半を終えると、第3Q中盤から16-3のラン。このクォーターのペイサーズを12点に抑えると、13点差で迎えた第4Qに最大20点差をつけて快勝した。

連敗を2で止めたクリッパーズ(12勝9敗)は、ズバッツのほかにノーマン・パウエルが19得点、5リバウンド、テレンス・マンが14得点、7リバウンド、5アシスト、マーカス・モリスSr.が13得点を記録している。

一方、ペイサーズ(11勝8敗)はジェイレン・スミスが自己最多の23得点、9リバウンド、タイリース・ハリバートンが15得点、11アシスト、5リバウンド、マコーネルが14得点、5アシスト、バディー・ヒールドが10得点をマークした。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ