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RIZIN.46 鈴木千裕vs金原正徳
RIZIN.46 鈴木千裕 vs 金原正徳
RIZIN FF/ABEMA

日本最大の総合格闘技ブランド「RIZIN」のナンバーシリーズ『RIZIN.46』(ライジン46)が、4月29日(月・祝)に東京・有明アリーナにて行われる。

ここでは、そのメインイベントとなる、RIZINフェザー級タイトルマッチ、鈴木千裕 vs 金原正徳の日程、放送配信予定、無料視聴、見どころについてまとめる。

告知:4.29当日、鈴木vs金原フェザー級王座戦、牛久vs太田、神龍vsイ・ジョンヒョンなどの日韓対抗戦をリアルタイムで速報します!


■大会概要(日程・会場・試合順)

  • 大会名:Yogibo presents RIZIN.46
  • 会場:有明アリーナ(東京都江東区)
  • 開催日:2024年4月29日(月・祝)16:00開演
  • カード:鈴木千裕 vs 金原正徳 - RIZIN MMAルール5分3R(66.0kg)フェザー級タイトルマッチ
  • 試合順:メインイベント・第10試合目 - 19:45〜20:30頃のリングイン見込み
    ※各試合内容、イベント進行によって試合開始時間が前後する
    ※RIZIN公式は大会終了時間について20:30〜21:00を見込んでいる
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■放送予定(テレビ中継・インターネット配信)

ABEMAU-NEXT、RIZIN 100 CLUB、RIZIN LIVE、スカパー!(スカパー!番組配信)で、PPVライブ中継される。視聴料金は、ネット配信系では前売り税込5000円、当日税込5500円、アーカイブ税込3300円。CSのスカパー!(スカパー!動画配信含む)は税込5000円。プラットフォームによっては独自の割引施策が実施される。

ABEMAは、有料会員(ABEMAプレミアム)初回登録の上でのPPVチケット購入で1500円キャッシュバックのキャンペーンを実施している。

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U-NEXTは、有料会員初回登録(31日間無料)で、PPVチケット購入に使える600円分のポイントが手に入る。

テレビ地上波・BSでの放送予定、また、DAZN(ダゾーン)、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)、TVer(ティーバー)、Lemino(レミノ)といったスポーツ配信実績のあるサービスでの配信予定はない。

放送・配信チャンネル

  • テレビ地上波:なし
  • テレビBS/CS:スカパー!(スカチャン5)
  • ネット:ABEMAU-NEXT、RIZIN 100 CLUB、RIZIN LIVE

無料で見るには?

『RIZIN.46』は上記チャンネルにて有料生中継される。無料でフルタイムライブ視聴する方法はない。

ただし、大会序盤の数試合まで、RIZIN公式及びABEMA格闘技のYouTubeチャンネルで無料配信される可能性がある。

前述通り、本大会が配信されるABEMAは、有料会員(ABEMAプレミアム)初回登録の上での『RIZIN.46』のPPVチケット購入で1500円キャッシュバックのキャンペーンを実施している。実質最安値で視聴すること可能だ。


■見どころ・予想

現RIZINフェザー級王者である鈴木千裕が、初の防衛戦に挑む。2023年7月、鈴木は『超RIZIN.2』で現ベラトール・フェザー級王者であるパトリシオ・ピットブルを1Rにパンチで沈め、電撃的なKO勝利という大きなアップセットを起こした。

続く2023年11月4日、アゼルバイジャンで開催された『RIZIN LANDMARK 7』では、前王者ヴガール・ケラモフと対戦し、鈴木が序盤にパンチに合わされテイクダウンを許したものの、グラウンドでの攻防でケラモフの顎に下から踵(かかと)をヒットさせ、崩れたケラモフをさらに下からパンチの連打を浴びせKO勝ち。下馬評を覆しての第5代RIZINフェザー王座を獲得している。

現在、RIZIN7連勝中と破竹の勢いに乗る鈴木は、自身の躍進でRIZINを「世界のRIZIN」にすべく、この試合で初防衛成功を狙う。

そんな鈴木の対戦相手は、現在RIZIN4連勝中の金原正徳だ。金原は、2023年9月24日に行われた『RIZIN.44』にて元フェザー級王者のクレベル・コイケを3-0の判定で勝利しているベテラン選手である。クレベルは体重超過で公式結果としては無効試合となったものの、6月に鈴木を1Rで下したばかりだった。クレベル戦での勝利は高く評価され、金原は41歳にして打・倒・極すべてのスキルの高さを示した。

お互いの年齢は金原が41歳、鈴木は24歳とその年齢差は実に17歳差となっており、金原はここでベテランのテクニックや持ち前の総合力の高さでベルト奪取を目指したい。

鈴木は「若い世代が金原選手みたいなベテランを引退させないといけない!」と世代交代を宣言。経験豊富なベテラン金原か、それとも一撃の稲妻ボーイ鈴木か、この対決は日本MMA界の世代交代を象徴する節目の一戦となる。

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▼勝敗予想

勝敗予想では地力で優る金原がやや有利とされているが、これまで数々のアップセットを起こしている鈴木にも一撃KOの予想もある。格闘技の”三段論法”で言えば、鈴木を破ったクレベルに勝利している金原が有利に思えるかもしれない。

また、RIZINフェザー級で防衛成功を果たしたのは第2代の牛久絢太郎だけであり、彼もクレベルには敗れている。ちまたでは「RIZINフェザー級のベルトは防衛されない呪いがある」などと囁かれているが、その真相がこの試合で判明するかもしれない。スタンドでの戦いでは現役キックボクシング王者でもある鈴木が優位に立ちそうだが、グランドでの戦いでは金原が上手く立ち回り、判定勝利の可能性が高いと考えられるだろう。

ベテランの意地が出るか、新たな時代が切り開かれるのか注目だ。

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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著者
井熊知也 Tomoya Ikuma Photo

スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。