もう話題になるだけでは許されない 神戸2年目のポドルスキ

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昨年7月、ルーカス·ポドルスキがヴィッセル神戸に加入した。元ドイツ代表の背番号10の来日に世間は大興奮し、大きな注目が集まった。

日本人として初めてブンデスリーガでプレーしたレジェンドの奥寺康彦氏も、「世界であれだけ活躍した選手をJリーグのクラブが獲得するということは、以前はできなかったことだから、すごくうれしかった」と、このニュースを興奮気味に振り返った。

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しかしポドルスキは、Jリーグデビュー戦となった7月29日の大宮戦で、2ゴールを決める大活躍を見せたものの、その後目立った活躍はなく、15試合で5得点と、決して満足のいく結果は残せなかった。

移籍金3億1千万円という大型契約で、ピッチに立つだけで大きなインパクトを与えた昨季のポドルスキだが、加入2年目となる今季は、プレーするだけでは話題には上がらない。前線の選手として求められることは、ゴールに結びつくプレーだ。

今季の新加入発表記者会見で「より攻撃的なサッカーをする。自分たちでボールを保持してブロックを崩し切る力をつけていきたいと思います」と語った吉田孝行監督の描くチームの中心に、ポドルスキがいることは間違いない。

2018年、サッカー大国ドイツの元キャプテンの真価が問われる。