【ゴルフ】全英オープン歴代優勝者一覧|シャウフェレが全米プロに続く今季メジャー2勝目

牧野豊 Yutaka Makino

及川卓磨 Takuma Oikawa

石山修二 Shuji Ishiyama

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2024年の第152回大会を制したザンダー・シャウフェレ

男子ゴルフの世界四大メジャー大会で最も長い歴史を誇る『全英オープン』(THE OPEN CHAMPIONSHIP)の第152回大会が2024年7月18日からの4日間、英国スコットランドのロイヤルトゥルーン・ゴルフクラブにて行われた。

最終日を2位でスタートしたザンダー・シャウフェレ(アメリカ)が6バーディー、ノーボギーの「65」で1打差を逆転し、今年5月の全米プロゴルフ選手権に続いて今季メジャー2勝目を達成した。

ここでは、1860年の第1回大会から2024年の第152回大会までの歴代優勝者を一覧にまとめる。

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全英オープンゴルフ歴代優勝者一覧

(a)はアマチュア、Eはイーブン、※はプレーオフ決着

選手出身国・地域スコア
11860ウィリー・パークスコットランド174
21861トム・モリスSr.スコットランド163
31862トム・モリスSr.スコットランド163
41863ウィリー・パークスコットランド168
51864トム・モリスSr.スコットランド167
61865アンドリュー・ストラススコットランド162
71866ウィリー・パークスコットランド169
81867トム・モリスSr.スコットランド170
91868トム・モリスJr.スコットランド157
101869トム・モリスJr.スコットランド154
111870トム・モリスJr.スコットランド149
-1871開催なし --
121872トム・モリスJr.スコットランド166
131873トム・キッドスコットランド179
141874マンゴ・パークスコットランド159
151875ウィリー・パークスコットランド166
161876ボブ・マーティンスコットランド176
171877ジェミー・アンダーソンスコットランド160
181878ジェミー・アンダーソンスコットランド157
191879ジェミー・アンダーソンスコットランド169
201880ロバート・ファーガソンスコットランド162
211881ロバート・ファーガソンスコットランド170
221882ロバート・ファーガソンスコットランド171※
231883ウィリー・ファニースコットランド159
241884ジャック・シンプソンスコットランド160
251885ボブ・マーティンスコットランド171
261886デビット・ブラウンスコットランド157
271887ウィリー・パークJr.スコットランド161
281888ジャック・バーンズスコットランド171
291889ウィリー・パークJr.スコットランド155※
301890ジョン・ボールJr. (a)イングランド164
311891ヒュー・カーカルディスコットランド166
321892ハロルド・H・ヒルトン(a)イングランド305
331893ウィリアム・オークタロニースコットランド322
341894ジョン・H・テイラーイングランド326
351895ジョン・H・テイラーイングランド322
361896ハリー・バードンジャージー島316※
371897ハロルド・H・ヒルトン(a)イングランド314
381898ハリー・バードンジャージー島307
391899ハリー・バードンジャージー島310
401900ジョン・H・テイラーイングランド309
411901ジェームズ・ブレイドスコットランド309
421902アレキサンダー・ハードスコットランド307
431903ハリー・バードンジャージー島300
441904ジャック・ホワイトスコットランド296
451905ジェームズ・ブレイドスコットランド318
461906ジェームズ・ブレイドスコットランド300
471907アーノルド・マッシーフランス312
481908ジェームズ・ブレイドスコットランド291
491909ジョン・H・テイラーイングランド291
501910ジェームズ・ブレイドスコットランド299
511911ハリー・バードンジャージー島303※
521912エドワード・レイジャージー島295
531913ジョン・H・テイラーイングランド304
541914ハリー・バードンジャージー島306
-1915開催なし --
-1916開催なし --
-1917開催なし --
-1918開催なし --
-1919開催なし --
551920ジョージ・ダンカンスコットランド303
561921ジョック・ハッチソン※アメリカ296※
571922ウォルター・へーゲンアメリカ300
581923アーサー・ヘイバースイングランド295
591924ウォルター・へーゲンアメリカ301
601925ジェームズ・M・バーンズイングランド300
611926ボビー・ジョーンズ(a)アメリカ291
621927ボビー・ジョーンズ(a)アメリカ285
631928ウォルター・へーゲンアメリカ292
641929ウォルター・へーゲンアメリカ292
651930ボビー・ジョーンズ(a)アメリカ291
661931トミー・アーマーアメリカ296
671932ジーン・サラゼンアメリカ283
681933デニー・シュートアメリカ292※
691934ヘンリー・コットンイングランド283
701935アルフレッド・ぺリーイングランド283
711936アルフレッド・パシャムイングランド287
721937ヘンリー・コットンイングランド290
731938レッグ・ホイットコームイングランド295
741939リチャード・バートンイングランド290
-1940開催なし --
-1941開催なし --
-1942開催なし --
-1943開催なし --
-1944開催なし --
-1945開催なし --
751946サム・スニードアメリカ+2 / 290
761947フレッド・デイリー北アイルランド+5 / 293
771948ヘンリー・コットンイングランドE / 288
781949ボビー・ロック南アフリカ-5 / 283
791950ボビー・ロック南アフリカ-9 / 279
801951マックス・フォークナーイングランド-3 / 285
811952ボビー・ロック南アフリカ-1 / 287
821953ベン・ボーガンアメリカ-6 / 282
831954ピーター・トムソンオーストラリア-5 / 283
841955ピーター・トムソンオーストラリア-7 / 281
851956ピーター・トムソンオーストラリア-2 / 286
861957ボビー・ロック南アフリカ-9 / 279
871958ピーター・トムソンオーストラリア-10 / 274※
881959ゲーリー・プレーヤー南アフリカE / 284
891960ケル・ネーグルオーストラリア-10 / 278
901961アーノルド・パーマーアメリカ-4 / 284
911962アーノルド・パーマーアメリカ-12 / 276
921963ボブ・チャールズニュージーランド-7 / 277※
931964トニー・レマアメリカ-9 / 279
941965ピーター・トムソンオーストラリア-3 / 285
951966ジャック・ニクラウスアメリカ-2 / 282
961967ロベルト・デ・ビセンゾアルゼンチン-10 / 278
971968ゲーリー・プレーヤー南アフリカ+1 / 289
981969トニー・ジャクリンイングランド-4 / 280
991970ジャック・ニクラウスアメリカ-5 / 283※
1001971リー・トレビノアメリカ-10 / 278
1011972リー・トレビノアメリカ-6 / 278
1021973トム・ワイスコフアメリカ-12 / 276
1031974ゲーリー・プレーヤー南アフリカ-2 / 282
1041975トム・ワトソンアメリカ-5 / 279※
1051976ジョニー・ミラアメリカ-9 / 279
1061977トム・ワトソンアメリカ-12 / 268
1071978ジャック・ニクラウスアメリカ-7 / 281
1081979セベ・バレステロススペイン-1 / 283
1091980トム・ワトソンアメリカ-13 / 271
1101981ビル・ロジャースアメリカ-4 / 276
1111982トム・ワトソンアメリカ-4 / 284
1121983トム・ワトソンアメリカ-9 / 275
1131984セベ・バレステロススペイン-12 / 276
1141985サンディ・ライルスコットランド+2 / 282
1151986グレッグ・ノーマンオーストラリアE / 280
1161987ニック・ファルドイングランド-5 / 279
1171988セベ・バレステロススペイン-11 / 273
1181989マーク・カルカベッキアアメリカ-13 / 275※
1191990ニック・ファルドイングランド-18 / 270
1201991イアン・ベーカーフィンチオーストラリア-8 / 272
1211992ニック・ファルドイングランド-12 / 272
1221993グレッグ・ノーマンオーストラリア-13 / 267
1231994ニック・プライスジンバブエ-12 / 268
1241995ジョン・デイリーアメリカ-6 / 282※
1251996トム・レーマンアメリカ-13 / 271
1261997ジャスティン・レナードアメリカ-12 / 272
1271998マーク・オメーラアメリカE / 280※
1281999ポール・ローリースコットランド+6 / 290※
1292000タイガー・ウッズアメリカ-19 / 269
1302001デビッド・デュバルアメリカ-10 / 274
1312002アーニー・エルス南アフリカ-6 / 278※
1322003ベン・カーティスアメリカ-1 / 283
1332004トッド・ハミルトンアメリカ-10 / 274
1342005タイガー・ウッズアメリカ-14 / 274
1352006タイガー・ウッズアメリカ-18 / 270
1362007パドレイグ・ハリントンアイルランド-7 / 277※
1372008パドレイグ・ハリントンアイルランド+3 / 283
1382009スチュワート・シンクアメリカ-2 / 278※
1392010ルイ・ウーストヘイゼン南アフリカ-16 / 272
1402011ダレン・クラーク北アイルランド-5 / 275
1412012アーニー・エルス南アフリカ-7 / 273
1422013フィル・ミケルソンアメリカ-3 / 281
1432014ローリー・マキロイ北アイルランド-17 / 271
1442015ザック・ジョンソンアメリカ-15 / 273※
1452016ヘンリク・ステンソンスウェーデン-20 / 264
1462017ジョーダン・スピースアメリカ-12 / 268
1472018フランチェスコ・モリナーリイタリア-8 / 276
1482019シェーン・ロウリーアイルランド-15 / 269
-2020開催なし --
1492021コリン・モリカワアメリカ-15 / 265
1502022キャメロン・スミスオーストラリア-20 / 268
1512023ブライアン・ハーマンアメリカ-13 / 271
1522024ザンダー・シャウフェレアメリカ-6 / 275

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歴代最多優勝は100年以上前のレジェンドで6回

これまで過去に勝者として延べ150人がその名を刻んできたが、最多優勝回数は、19世紀終盤から20世紀初頭にかけてハリー・バードン(ジャージー島)が成し遂げた6回(1896、1898、1899、1903、1911、1914年)である。

続く5回は4人が並んでおり、ジェームス・ブレイド(スコットランド/1901、1905、1906、1908、1910年)、ジョン・ヘンリー・テイラー(イングランド/1894、1895、1900、1909、1913年)とバードンと同時代の選手2人に、1950〜60年代に活躍したピーター・トムソン(オーストラリア)、そして1970〜80年代に世界中で名を馳せたトム・ワトソン(アメリカ/1975、1977、1980、1982、1983年)である。

2000年以降で見るとタイガー・ウッズ(アメリカ/2000、2005、2006年)の3回が最多で(今年は欠場)、2007、2008年と2連覇を果たしたパドレイグ・ハリントン(アイルランド)、2002、2012年と10年越しの優勝を飾ったアーニー・エルス(南アフリカ)が2回で続いている。

牧野豊 Yutaka Makino

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東京・神田生まれの神田育ち。上智大学卒。1993年から約30年間、スポーツ専門出版社で雑誌・書籍・ウェブ媒体の取材・原稿執筆・編集全般に携わる。その間、バスケットボール(NBA含む)、アメフト(NFL含む)のムック、水泳競技、陸上競技の月刊定期誌の編集長を歴任。各競技の国内主要大会をはじめ、アジア大会、世界選手権、オリンピック等、国際大会の現地取材を経験。

及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。

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スポーティングニュース日本版アシスタントエディター