Bリーグ第5節 千葉ジェッツvsレバンガ北海道 レポート:千葉が高確率シュートを武器に6連勝

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1週間前の第3節に北海きたえーるで対戦した両チームの今季2度目の対戦だったこの試合は、千葉は最初の対戦に続いて大勝。しかも今季初の三桁得点を記録する圧倒ぶりで、北海道を相手に6連勝を手にした。

スコア

    1Q 2Q 3Q 4Q 最終
  北海道 24 14 23 17 78
  千葉 32 27 28 23 110

先発出場メンバー

千葉ジェッツ
富樫勇樹(167㎝|PG)
西村文男(177㎝|PG)
石井講祐(182㎝|SG)
マイケル・パーカー(200㎝|PF)
ギャビン・エドワーズ(206㎝|PF)

レバンガ北海道
多嶋朝飛(173㎝|PG)
松島良豪(185㎝|PG)
桜井良太(194㎝|SF)
マーク・トラソリーニ(206㎝|PF/C)
デイビッド・ドブラス(206㎝|C)

Asahi Tajima

千葉の高確率シュートが北海道を圧倒

この試合、千葉は右手首を痛めた小野龍猛(197㎝|SF/PF)を欠き、先発は代わって控えのポイントガード西村を起用。サイズに勝る北海道に、スピードで対抗する構図だ。

ティップオフ直後は点の取り合いでほぼ互角。口火を切ったのは北海道トラソリーニの3ポイントショットだった。その後千葉が富樫、石井の連続ゴールで4-3と逆転したが、北海道はさらにトラソリーニが2得点を加え5-4とリードを奪い返した。両チームともシュートがよく決まり、中でも千葉のパーカーはこのクォーターだけでフィールドゴール7本中6本を成功させて13得点を奪う好調ぶり。このパーカーを筆頭に、千葉はこのクォーターで76.5%という高いフィールドゴール成功率を記録した。

ただし一方の北海道も第1クォーターはうまく試合を作っていた。FG成功率も57.1%と高く、特に3Pショットを6本中4本成功(成功率66.7%)させ意地を見せた。

ところが、21-22の1点ビハインドで迎えた第1Q残り2分55秒に、桜井とドブラスがベンチに下がると、一気に試合の流れが千葉に移ってしまう。ここから第1Q終了までに3-10と突き放され、第1Q終了時点では24-32の8点ビハインドとなった。

第2Q、北海道は外国籍選手コンビをともにベンチにおいてスタートしたが、開始から1分25秒の間に24-37と点差を広げられた。その後トラソリーニとドブラスをコートに戻したが、千葉の勢いは止められなかった。第1Q終盤の約3分以降、第2Q残り4分40秒のジョシュ・ダンカンのスリーまで、北海道は23連続失点を喫し、この時点で24-51と大量27点差。この段階で勝負ありだった。

Yoshiaki Fujinaga

北海道、対千葉戦16連敗

この日の千葉は、活気に満ちたディフェンスが目を引き、特に試合後MVPに選ばれた新戦力の藤永佳昭(173㎝|PG)は、アグレッシブな姿勢を前面に押し出すプレイでチームに勢いをもたらした。オフェンス面ではパーカーが28得点(FG 11/14の78.6%)、ダンカン27得点、エドワーズ15得点、田口成浩(184㎝|SG)も10得点と波状攻撃を展開した。

今季初の連敗となった北海道は、Bリーグ開幕以来、対千葉戦は勝利なしの16連敗である。この試合では、万能の桜井、そして得点とリバウンドを計算できる外国籍選手がベンチに下がる時間帯に、一気に主導権を失ってしまった。その時間帯のリバウンドとトランジション・ディフェンスに大きな課題があり、控えの奮闘がなければ今季の苦戦を強いられそうだ。

しかしオフェンス面では好材料もある。この試合では4人が二桁得点(桜井17得点、トラソリーニ16得点、ドブラス15得点、多嶋12得点)を記録し、今季最多の78得点を奪った。あとは、リバウンドに食らいつき、フルコートを全力で走って相手の速攻を止めるなど、ダーティーワークをチームの全員が40分間徹底することだ。簡単ではない課題だが、その克服が見られるか今後も注目だ。

第5節終了時点の成績

千葉 6勝2敗(B1東地区3位)
北海道 3勝5敗(B1東地区5位)


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。