メイウェザーとパッキャオ、それぞれの“息子”がニュースに

Sporting News Japan Staff

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再戦が噂される50戦無敗の元5階級覇者フロイド・メイウェザー(米国)と、6階級覇者にして現WBA世界ウェルター級正規王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)だが、それぞれ“息子”がニュースになっている。

 

メイウェザーは “息子”同然のデービスの成功に注力

日本時間2月10日、米国カリフォルニア州カーソンで、メイウェザー・プロモーションズ(MP)所属のガーボンタ・デービス(米国)がヒューゴ・ルイスを1回TKOで破り、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座の2度目の防衛に成功した。試合後、メイウェザーも記者会見に同席した。

メイウェザーは、自身がキャリア晩年期のオスカー・デ・ラ・ホーヤやシェーン・モーズリーらと対戦することになった経緯から、24歳のデービスと30歳のワシル・ロマチェンコ(ロシア)のビッグマッチ実現の最適なタイミングをどうするかについて語っていた。だが、デービスについて話すメイウェザーにメディアからパッキャオの再戦についての質問が飛ぶと、イラ立ちを露わにした。

「いつか私が彼(パッキャオ)の尻を蹴り上げられるなら『それもう一回やろう』だ」と話したメイウェザーだが、すぐにそれを打ち消すかのように「今夜はタンク(デービス)の夜さ。タンクが王者さ。タンクがボクシング界の顔さ」とまくしたてた。

再戦について無言を貫いていたメイウェザーがようやくパッキャオについて触れたものの、話題はすぐにデービスに移ってしまった。デービス vs. 那須川天心のエキシビションマッチ構想をブチ上げるなど、今のメイウェザーにとっては、息子同然に可愛がるデービスのプロモーターとして、金になるニュースを生み出すことにご執心なようだ。

 

パッキャオはアマボクシング開始の息子に助言

一方、デービスのタイトル戦前日、パッキャオの息子がアマチュアボクシングを本格的に開始したというニュースが話題になっていた。パッキャオJr.ことジミュエルは、5人いる子供の長男で、マニラのインターナショナル・スクールに通う18歳の高校生だ。

ジミュエルは、父がエイドリアン・ブローナー戦(1月19日)のために、米国での拠点にしているロサンゼルスのワイルドカードボクシングジム入りした際に帯同。同ジムで父の恩師であるフレディ・ローチからも教えを受け、ボクシングの練習を始めた。

そして2月9日、同じ高校のルーカス・カーソン君との2ラウンドのスパーリングを行った。父パッキャオは、マニラの自宅にはボクシングの道具を置かず、メディアにも「息子にはボクサーになって欲しくない」と答えるなど、ボクサーになることを反対していたが、試合前の息子に対して、しっかりビデオ電話でアドバイスを送っていたという。

わずか2ラウンドとはいえ、父を思わせる強打を放ち、そこはかとなく片鱗を見せたジミュエル。プロ入りについては明言はしていないものの、ボクシングファンの期待と不安が膨らむニュースであることは間違いない。

 

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。