【Bリーグ チャンピオンシップ 2017-18 決勝展望】アルバルク東京 vs 千葉ジェッツ

KAZUTO MIYAZAKI

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B.LEAGUE(Bリーグ)2年目のシーズンが、いよいよ大団円を迎える。決勝の舞台に駒を進めたのは、チャンピオンシップ(CS)に4チームを送り込んだ東地区に所属するA東京と千葉だ。激戦が予想される“頂上決戦“の見どころを紹介しよう。

【試合情報】
・開催日時: 5月26日(土)14:05~
・会場: 横浜アリーナ(神奈川県横浜市港北区新横浜3-10)

堅実なアルバルク東京 vs アグレッシブな千葉ジェッツ

徹底した共通理解のもと敷かれるA東京のディフェンスは、準決勝でもその威力を発揮した。オーバーヘルプを避けた粘り強いディフェンスで、シーホース三河に圧力を掛け続けたのだ。2戦ともにオーバータイムにもつれ込んだ熱戦でも、最後まで集中を切らさず、レギュラーシーズンではリーグトップの平均84.6点を記録していた三河のオフェンスを、平均68点とロースコアに抑えた。

攻撃面でもシーズン中と同様にピック&ロールを徹底し、センターのアレック・カークがスクリーンをかけて田中大貴がショットを放つという定番のコンビネーションで、手堅く得点を重ねた。

またカーク、田中以外にも成功率39.4%を誇る3ポイントショットが武器の安藤誓哉(ポイントガード)、万能なダンカー・馬場雄大(スモールフォワード)など、各ポジションに得点を奪える選手が揃っているのもA東京の強みだ。派手さはないが、徐々に自分たちのリズムを作り出すA東京の堅実な攻守に、多くのチームが辛酸を舐めてきた。

一方の千葉は、ポイントガードの富樫勇樹を中心とした速攻を武器とする。A東京に勝るとも劣らないハードなディフェンスからスティールやブロックを狙い、一気にゴールまで駆け上がるトランジション・オフェンスは破壊力抜群だ。

しかし、第8節のA東京との2戦目では、富樫が42得点を挙げるも、他の選手との連携を絶つ相手ディフェンスの術中にはまり敗北した。富樫の負担を軽減し、かつ的を縛らせないためには、マイケル・パーカーとギャビン・エドワーズの活躍が欠かせない。

琉球ゴールデンキングスとの準決勝では、両者ともに2戦連続で2桁得点を記録し、特に第1戦はパーカーが22得点、10リバウンド、エドワーズが26得点10リバウンドと爆発していた。インサイドでの得点はもちろん、速攻の起点となるディフェンシブ・リバウンド、セカンドチャンスに結び付けるオフェンシブ・リバウンドと2人がリバウンドを支配できれば、千葉は天皇杯に続く戴冠が一気に近づく。

田中大貴 vs 富樫勇樹

一発勝負の決勝戦において、エースの得点が持つ意味は重要性を増す。その役割を果たすことを期待されているのが、A東京の田中と千葉の富樫だ。

田中は準決勝第2戦で2本の3ポイントショットを含む26得点、3アシストの活躍で、三河のエース・比江島慎との勝負を制した。レギュラーシーズンでは平均12.2点だった得点がCSでは平均14.5点とアップしているのは、大舞台での強さを物語っていると言える。

富樫は川崎ブレイブサンダースとの準々決勝第2戦で、得意の3ポイントを含むすべてのショットを外し、0得点と絶不調だった。しかし続く琉球との準決勝では、八面六臂の活躍で連勝に貢献しており、A東京戦でのパフォーマンスに期待が高まっている。

意外なことに、今季両エースは負傷や体調不良の影響で、コート上では一度も顔を合わせていない。彼らの今季初対決が決勝の舞台というのも、運命めいた物を感じずにはいられない。

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今季の対戦成績は4勝2敗でA東京に分があるものの、実力は伯仲している。2代目Bリーグ覇者として歴史に名を残すのは、どちらのチームか。

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