バスケ男子U18日本代表が決勝戦で韓国に敗れて準優勝 大会リバウンド王・川島悠翔はベスト5選出|FIBA U18アジア選手権2022

及川卓磨 Takuma Oikawa

バスケ男子U18日本代表が決勝戦で韓国に敗れて準優勝 大会リバウンド王・川島悠翔はベスト5選出|FIBA U18アジア選手権2022 image

大会トップのリバウンド数を記録した川島悠翔はベスト5に選出(写真:FIBA)

8月28日、FIBA U18アジア選手権の決勝戦で日本代表が韓国代表と対戦し、73-77で敗れて準優勝となった。日本は残り3分を切るまで試合をリードしていたが、終盤に韓国の得点を許す一方、シュートを決めることができず、逆転負けを喫した。

FIBA U18アジア選手権2022 大会結果まとめ

第1クォーターを24-19とリードし、前半を46-44と2点リードで折り返した日本は、第3Qも18-15と主導権を握って64-59と5点リードで最終クォーターを迎えた。

だが、勝負の第4Qで韓国のゾーンディフェンスを攻めあぐねて得点を伸ばせず。#9 山田哲汰(白樺学園高3年)が停滞する空気を打開するようなプレイで流れを引き寄せる場面も見られたものの、日本は接戦となった最終盤の攻防を制することができなかった。

日本は#7 湧川颯斗(福岡大学附属大濠高3年)が15得点、12リバウンド、5アシスト、3スティール、#12 星川開聖(洛南高3年)が14得点、6リバウンド、#10 小澤飛悠(中部大学第一高3年)が12得点、4アシストをマークした。

湧川颯斗(バスケU18 日本代表)
FIBA
決勝戦でダブルダブルと万能性を見せつけた湧川颯斗(写真:FIBA)

決勝戦で10得点、13リバウンド、3アシストを記録した#14 川島悠翔(福岡大学附属大濠高2年)は、大会5試合で88得点、66リバウンド、1試合平均では17.6得点(大会7位タイ)、13.2リバウンド(大会1位)をマークし、大会ベスト5に選出された。川島は6月に行われたFIBA U16アジア選手権でのMVP選出に続くベスト5選出となった。

韓国はポイントガードの#5 Lee Juyeongが決勝戦で28得点、5アシスト、4リバウンド、2スティールと獅子奮迅の活躍を見せた。大会5試合で116得点、1試合平均23.2得点をあげて得点王となり、MVPとベスト5に選ばれている。

今大会のベスト4に進出した韓国、日本、中国(3位)、レバノン(4位)の4チームは、来年ハンガリーで開催されるFIBA U19バスケットボールワールドカップ出場権を獲得している。

ボックススコア

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及川卓磨 Takuma Oikawa

及川卓磨 Takuma Oikawa Photo

スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。