東海インターハイ2018 高校バスケ ベスト4が決まり今日から準決勝

三上太 Futoshi Mikami

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愛知県で開催されている「平成30年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会」(東海インターハイ2018)は4日、男女の準々決勝が行なわれ、ともにベスト4が出揃った。

男子は地元インターハイでの初優勝を目指す中部大学第一(愛知)が八千代松陰(千葉)を下すと、東海大学付属諏訪(長野)は関東ブロック大会を制した八王子学園八王子を109-67で圧倒。明成(宮城)は桐光学園(神奈川)を36得点に抑え込む強烈はディフェンスで一蹴し、北信越ブロック同士の戦いとなった開志国際(新潟)と北陸(福井)の一戦は、開志国際のジョフ・ヨセフが24得点、18リバウンドの活躍で北陸を下し、創部5年目で初のベスト4に勝ち進んだ。

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女子は岐阜女子(岐阜)が県立津幡(石川)の第2クォーターの得点を7点に抑える圧倒的なディフェンス力で勝ち進むと、四日市商業(三重)は前半8点ビハインドのところから後半に東京成徳大学(東京)を逆転して、初のベスト4に勝ち進んだ。

チームを率いる横山俊幸コーチは「出だしはリバウンドを取られて苦しい展開になったが、後半、そのリバウンドを徹底し直したことで逆転することができました」と勝因を語る。

また3ポイントショット5本成功を含む27得点をあげた2年生ガードの田中万衣羽(13番)の神がかり的なシュートについて横山コーチは「昨日も第1クォーターの終わりにブザービーターで3Pショットを決めましたし、彼女のこうした爆発はよくあること。期待しているところです」と振り返る。

その四日市商業が準決勝で対戦するのは桜花学園(愛知)。準々決勝では、ウインターカップの1試合最多得点記録(62得点)を持ち、今年度の女子日本代表候補にも選ばれた奥山理々嘉を擁する八雲学園を徹底したスカウティングで封じ込めた。

井上眞一コーチは「思い通りの展開になった」と語り、そのうえで「しかし明日対戦する四日市商業はよくなっている。東海ブロックの新人大会の3位決定戦ではダブルスコアで勝ったが(106-53)、明日はそれほど甘くない。勢いがあるし、インターハイという大会は何が起こるかわからない大会だから」と気持ちを引き締め直した。

女子の最終戦は大阪桐蔭(大阪)が明星学園(東京)を下して、ベスト4に進出した。

大会も残すところあと2日。決勝戦に勝ち上がったチームは、同時にウインターカップの出場権を得ることにもなる。本人たちだけでなく、同じ府県の高校もその結果に注目する準決勝は、男子が10時から一宮市総合体育館で、女子が13時からパークアリーナ小牧でティップオフされる。


男子ベスト4

中部大学第一(愛知) vs 東海大学付属諏訪(長野)
開志国際(新潟) vs 明成(宮城)

女子ベスト8

岐阜女子(岐阜) vs 大阪桐蔭(大阪)
桜花学園(愛知) vs 四日市商業(三重)

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