Bリーグ東西の首位が激突!日本トップレベルの司令塔対決を制するのは?

Tsuyoshi Kai

Bリーグ東西の首位が激突!日本トップレベルの司令塔対決を制するのは? image

B1の琉球ゴールデンキングスは2月9日、10日の第24節で、千葉ジェッツを本拠地の沖縄市体育館に迎える。琉球は西地区、千葉は東地区で首位に立つが、チーム状況は対照的だ。前節で球団新記録の14連勝を達成した千葉に対し、琉球は今季最長の4連敗と下降線をたどっている。好調の千葉を相手に琉球が悪い流れを食い止めるには、チームの舵取り役を担う並里成の活躍が不可欠だ。

▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

 

琉球が誇るバスケ界の“ファンタジスタ”

天性のパスセンスでファンを魅了する並里は、しばしばバスケットボール界の“ファンタジスタ”と称される。相手の守備網をかき乱す卓越したドリブルスキルと、ディフェンダーの不意をつくタイミングで繰り出すキラーパスを武器に、リーグNo.1の平均7.3アシストを記録。トレードマークの金髪に代表される風貌とプレースタイルに目を奪われがちだが、現在200アシスト以上を記録(第23節終了時)している7選手の中でターンオーバー数が最少と、ミスの少ない堅実なゲームメイクにも定評がある。

琉球はビッグマンのジョシュ・スコットが右膝蓋靱帯断裂で今季絶望となって以降、4勝8敗と苦戦しているが、その原因は間違いなくオフェンス力の低下にある。インサイドの要が離脱する以前は平均78.7得点を記録していたが、その後は平均68.4得点まで低下。得点力不足を解消するべく、1月にケビン・ジョーンズとアマンゼ・エゲケゼを加えたものの、加入間もない2人はまだチームの戦術に完全にはアジャストできていない。そのため、並里にはプレーメーカーとしてだけではなく、スコアラーとしても活躍が求められる。今シーズン、並里が16得点以上記録した試合で琉球は5勝1敗と大きく勝ち越しているだけに、自ら積極的に得点を狙って攻撃のリズムを作り出せれば、勝機が見えてくるはずだ。

 

注目の司令塔対決。並里 vs富樫

その並里とマッチアップするのが、日本代表でも活躍する富樫勇樹だ。一流のパサーとして知られる並里に対し、富樫の持ち味は圧倒的な得点力。電光石火のスピードと39.1%の精度を誇る3ポイントシュートを駆使して、ポイントガードとしてはリーグ最多の平均14.4得点をマークしている。今季はすでに20点越えを6度達成しており、そのうちの5試合でチームを勝利へと導いた。

千葉自慢のトランジションオフェンスを止めるには、このスピードスターを抑える必要があるだけに、マッチアップする並里にとっては攻守において気が抜けない一戦となる。ただし任務を遂行できれば、琉球の連敗脱出の可能性が一気に高まるのは間違いない。

 

一時はプレーオフ進出が確実視されていた琉球だが、低迷していた間に地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが3ゲーム差まで迫ってきた。琉球はリーグ最高勝率をマークする千葉の勢いを食い止め、流れを変えることができるのか。この注目の対戦を含め、DAZNではB1第24節の全18試合をライブ配信。琉球の命運を握る並里のプレーを、DAZNで見届けよう。


【DAZN関連記事】
【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
DAZNでF1放送を視聴する方法は?
【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン

Tsuyoshi Kai