【速報】バスケ日本代表がベネズエラ代表に大逆転勝ち! 比江島慎3P6本23得点&河村勇輝ダブルダブル|試合経過・結果・ハイライト|FIBAワールドカップ2023 順位決定ラウンド

及川卓磨 Takuma Oikawa

【速報】バスケ日本代表がベネズエラ代表に大逆転勝ち! 比江島慎3P6本23得点&河村勇輝ダブルダブル|試合経過・結果・ハイライト|FIBAワールドカップ2023 順位決定ラウンド image

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8月31日、FIBAバスケットボールワールドカップ2023順位決定ラウンドのグループO第1戦として、日本代表対ベネズエラ代表の試合が沖縄アリーナで行われ、日本が86-77で逆転勝利を収めた。

日本は9点ビハインドで迎えた第4クォーター序盤に一時15点差まで広げられるも、最後の10分間を33-15と圧倒し、逆転。最後は9点差をつけて今大会2勝目をあげた。

日本は、比江島慎が7本中6本の3ポイントショットを沈め、試合最多の23得点をあげて勝利に大きく貢献。ポイントガードの河村勇輝も19得点、11アシストのダブルダブル(ニ部門で二桁を記録)をマークし、逆転劇を演出した。また、40分中38分間出場した渡邊雄太も21得点、8リバウンド、2ブロックの活躍で存在感を示した。そのほか、ジョシュ・ホーキンソンがフィールドゴール成功なしの6得点ながら11リバウンド、3アシストを記録した。

ベネズエラはガーリー・ソホが20得点、6リバウンド、、ネストル・コルメナレスが17得点、8リバウンド、2アシスト、3スティールの成績だった。

2勝目をあげた日本は、2日後に今大会最後の試合としてカーボベルデと対戦する。この試合に勝てばグループOの首位が確定し、他チームの結果にかかわらず、今大会に出場しているアジアのチームの中で最高成績を収めることとなり、2024年夏のパリ・オリンピック出場権を獲得できる。

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スコア

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本 15 21 17 33 86
ベネズエラ 19 22 21 15 77

ボックススコア

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試合経過・ハイライト

※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記。

21:58 最後のポゼッションも果敢に攻める日本。河村がレイアップを決めて86-77として試合終了。日本2勝目!

21:57 ベネズエラはタイムアウト明けの攻撃で放ったシュートがエアボールとなりコート外へ。残り13.7秒、日本ボールで日本がタイムアウト。あとは試合を締めくくるのみの状況に。

21:55 河村のパスを馬場がアリウープで決めて日本がリードを7点(84-77)に拡大! 残り17.8秒でベネズエラがタイムアウト。

21:54 河村のスリー! ベネズエラもすぐさまスリーでお返し! さらに、比江島が6本目のスリー!!! 

21:52 比江島がタイムアウト明けのアンドワンのフリースローを決めて日本2点リードに。

21:49 渡邊のフリースローで1点差に迫った日本、さらに馬場の速攻から比江島がファウルを受けながらレイアップを決めきる!! 残り1分55秒で日本が75-74と逆転。ベネズエラ、タイムアウト。

21:48 ホーキンソンがフリースロー2本中1本を決めて日本71-74の3点差に詰め寄る。残り2分半。

21:42 比江島がステップバックスリー!!! 相手守備が目の前にいるタフショットながら、文字通りリングにねじ込んでくる! 続いて、相手守備の一瞬のスキをついてミドルジャンパー、さらに河村のアシストから再び比江島が3ポイントを成功!!! 比江島タイム発動で日本が68-72の4点差に迫る!

21:39 ギレンの高いパスを馬場が跳躍力を生かしてカット! そのまま河村が速攻でレイアップを決める!

21:35 比江島が今日3本目のスリー!!! 苦しい時間帯をつなぐ大きな得点に。ベネズエラ、タイムアウト。残り7分、日本58-68ベネズエラ。

21:32 第4クォーター開始。日本は河村、比江島、馬場、渡邊、ホーキンソンの5人でスタート。

△第4クォーター

21:30 第3クォーター終了。最後、渡邊がランニングレイアップを決めて9点差とする。日本53-62ベネズエラ。

21;27 馬場→渡邊のアリウープ・レイアップに続いて、ホーキンソンのリバウンド&アウトレットパスから富永が巧みなリバースレイアップを決めて日本が連続得点!

21:26 タイムアウトで河村と吉井を下げて富樫と原の千葉ジェッツコンビを投入するも、最初のポゼッションでソホにダンクを決められる。原に代わってさきほど負傷が心配された馬場が試合に復帰。

21:23 渡邊のアーリーオフェンスからのレイアップは相手の手が出てくるもノーファウル。逆速攻に出たソホの強引なアタックは吉井のファウルとなる。ソホはフリースローを2本中1本成功。さらにギレンとチョリオの3ポイントでベネズエラが連続得点を奪い、57-46とリードを広げる。流れの悪い日本は、第3Q残り3分16秒でタイムアウト。

21:18 ベンチに下がった馬場がコート外を走ってロッカールームに向かう様子がテレビカメラに映し出される。

21:15 相手の速攻に対応した馬場がコートに倒れ込む。ベネズエラの逆速攻、そして試合が止まってたあとも馬場はしばらく起き上がれず。しばらくして自ら立ち上がり、歩いてベンチへ下がり、吉井と交代。

21:13 ベネズエラの巧みなパス回しからの攻撃を止めた日本が、渡邊の3ポイントで41-43の2点差とする。その後、相手に2点を許すと、再び渡邊が連続で3ポイントを決めて日本が44-45の1点差に迫る!

21:09 第3クォーター開始。日本は河村、比江島、馬場、渡邊、ホーキンソンの5人で後半スタート。

△第3クォーター

前半スタッツ

  • 日本:河村10得点3リバウンド2アシスト、渡邊9得点5リバウンド1アシスト1スティール1ブロック、比江島6得点1リバウンド1スティール。日本の3ポイントは5/18(成功率28%)
  • ベネズエラ:ソホ12得点4リバウンド、コルメナレス11得点6リバウンド1アシスト2スティール、シフォンテス6得点1リバウンド

20:54 富樫のスローインからホーキンソンへとつなぎ、パスを受けた馬場が鋭いドライブでレイアップをねじ込み、アンドワン! フリースローも決めて36-41とする。ベネズエラ最後のショットは外れて前半終了。

20:51 ベネズエラに連続得点を許すも、前半残り14.1秒で相手のトラベリングから日本がポゼッション獲得。日本がタイムアウトで最後の攻撃に備える(日本33-41ベネズエラ)。

20:49 馬場がグラテロルのドライブのコースに入り、チャージング獲得!

20:46 ホーキンソンのリバウンドから渡邊の速攻、最後は左コーナーから富永が今日最初の3ポイント成功! 残り2分3秒で日本3点差(33-36)に迫る。

20:44 比江島、3つ目のファウルでベンチへ。

20:41 好調ソホの強引なドライブに比江島が体を張ってチャージング獲得。獲得したポゼッションで河村が自ら切れ込んでレイアップを成功+アンドワン!! フリースローも決めて日本28-33ベネズエラ、前半残り4分13秒。

20:40 リバウンドからの速攻で河村が個人技で魅せる! スピンムーブから渡邊の速攻レイアップをアシスト!

20:37 タイムアウト明けに比江島が3ポイントを決める。続いて河村が自ら切り込んでレイアップを沈め、アンドワンのフリースローも成功。さらに、吉井がスティールから速攻でレイアップを決める。前半残り6分、日本が23-30と点差を7まで縮小したところでベネズエラがタイムアウト。

20:33 さらにコルメナレスが加点し、12点差となったところで日本がタイムアウト。前半残り7分。

20:32 相手のミスショットのリバウンドに絡んだ渡邊の手にボールが当たってそのまま失点に。ベネズエラが25-15として10点リード。

20:30 西田が速攻で相手陣内に攻め入るも、相手の手が出てターンオーバーとなり、そのまま逆速攻で失点。日本はベネズエラの守備にやや苦戦気味。

20:28 第2クォーター開始。日本は富樫、西田、原、吉井、ホーキンソンの5人。

△第2クォーター

20:26 残り1.5秒で富永が相手のオフェンシブファウルを獲得し、攻撃件を得るも得点ならず。第1クォーターを終えて日本15-19ベネズエラ。ベネズエラはソホが早くも12得点。

20:23 ソホが今日2本目の3ポイントを成功。ベネズエラが19-13とリードを6点に広げる。

20:21 渡邊が2ポゼッション連続で相手を止めるなど、守備で良い流れを作ると、交代で入ってきた富樫が3ポイントショットを決める。第1Q残り3分弱で日本は13-14と食らいついている。

20:17 比江島の好守から渡邊が速攻ダンクを決める!

20:13 河村がスピードを活かしてゴール下に切れ込み、ファウルを獲得。フリースロー2本を危なげなく成功させる。

20:10 ティップオフ! ホーキンソンとグラテロルのジャンプボールで日本が最初のポゼッションを獲得。最初の攻撃で渡邊が3ポイントショットが成功させる。 

△試合開始

20:03 ベネズエラ国歌斉唱、続いて日本国歌斉唱。

19:59 両チーム入場。選手紹介が始まる。まずはベネズエラ、続いて日本の選手が紹介される。

19:44 日本と同じ順位決定ラウンドグループOのフィンランドが100-77でカーボベルデに勝利。両チームとも本大会4試合を終えて1勝3敗の成績に。次戦は、フィンランドはベネズエラと、カーボベルデは日本と対戦(いずれも9月2日に実施)。

19:16 日本と同じアジアのチームである中国代表が順位決定ラウンド初戦でアンゴラ代表に83-76で勝利。今大会の通算成績を1勝3敗とし、アジア首位(=パリ五輪出場権)獲得の可能性を残した。中国は2日にフィリピン代表と対戦。

△試合前

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スターター

日本代表

  • G 河村勇輝
  • G 比江島慎
  • F 馬場雄大
  • F 渡邊雄太
  • C ジョシュ・ホーキンソン

ベネズエラ代表

  • G ヘイスラー・ギレン
  • G ダビド・クビラン
  • F ガーリー・ソホ
  • F ネストル・コルメナレス
  • C ウィンディ・グラテロル

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※以下、試合前時点の情報。

試合概要・対戦カード・日程・会場

  • 大会名:FIBAバスケットボールワールドカップ2023
  • 対戦カード:日本代表 vs ベネズエラ代表
  • 日程:8月31日(木)20:10ティップオフ予定
  • 会場:沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)

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放送予定(テレビ中継・インターネット配信)

  • テレビ地上波:日本テレビ系列、NHK沖縄(沖縄エリアのみ)
  • テレビBS/CS:なし
  • インターネット:DAZN、TVer

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

FIBAランキング

  • 日本:36位
  • ベネズエラ:17位

※順位は2023年2月発表。最新ランキング一覧

日本代表選手一覧

No. 選手 英字選手名 Po. 身長 体重 生年月日 所属
2 富樫勇樹 TOGASHI, Yuki PG 167 65 1993/7/30 千葉ジェッツ
5 河村勇輝 KAWAMURA, Yuki PG 172 68 2001/5/2 横浜ビー・コルセアーズ
6 比江島慎 HIEJIMA, Makoto SG 191 88 1990/8/11 宇都宮ブレックス
12 渡邊雄太 WATANABE, Yuta SF 206 97 1994/10/13 フェニックス・サンズ
18 馬場雄大 BABA, Yudai SG 195 90 1995/11/7 -
19 西田優大 NISHIDA, Yudai SG 190 90 1999/3/13 シーホース三河
24 ジョシュ・
ホーキンソン
HAWKINSON, Josh C/PF 208 106 1995/6/23 サンロッカーズ渋谷
30 富永啓生 TOMINAGA, Keisei SG 188 80 2001/2/1 ネブラスカ大学
31 原修太 HARA, Shuta SF 187 96 1993/12/17 千葉ジェッツ
75 井上宗一郎 INOUE, Soichiro PF 201 105 1999/5/7 越谷アルファーズ
91 吉井裕鷹 YOSHII, Hirotaka SF 196 94 1998/6/4 アルバルク東京
99 川真田紘也 KAWAMATA, Koya C 204 110 1998/6/16 滋賀レイクス

※No.=背番号、Po.=ポジション。8月21日に発表された日本バスケットボール協会資料による。

ベネズエラ代表選手一覧

No. 選手 Po. 身長 年齢 所属
5 グレゴリー・バルガス PG 180 37 Gladiadores de Anzoátegui
6 ガーリー・ソホ SF 195 30 Broncos da Caracas
7 ジョルナン・サモラ SF 196 32 Trotamundos
8 ダビド・クビラン PG 182 23 Guaiqueríes de Margarita
9 ペドロ・チョリオ SG 186 26 Panteras de Miranda
14 ミゲル・ルイス PF 202 23 Panteras de Miranda
15 ウィンディ・グラテロル C 204 24 Guaiqueríes de Margarita
19 ヘイスラー・ギレン PG 183 28 Guaros
20 ジョハネス・シフォンテス PG 188 25 Spartans Distrito Capital
24 マイケル・カレーラ PF 196 26 Movistar Estudiantes
35 ホセ・マテラン SF 196 25 Gaiteros del Zulia
43 ネストル・コルメナレス PF 203 30 Trotamundos

※No.=背番号、Po.=ポジション。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

及川卓磨 Takuma Oikawa Photo

スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。