夏の甲子園チケット販売情報|高校野球を現地観戦するには

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2022年8月6日(土)から阪神甲子園球場で行われる第104回全国高校野球選手権大会は2019年以来、3年ぶりに一般客の観戦が可能となった。すでにチケットの発売要項も発表されている。

そのチケットの購入方法や金額、現地観戦するにあたっての注意事項を確認しておきたい。

2022年夏の甲子園大会スケジュール

8月3日(水):組み合わせ抽選会
8月6日(土):開会式、1回戦
8月7日(日)~16日(火):1~3回戦
8月17日(水):休養日
8月18日(木):準々決勝
8月19日(金):休養日
8月20日(土):準決勝
8月21日(日):休養日
8月22日(月):決勝、閉会式

第104回全国高等学校野球選手権大会は2022年8月6日(土)から8月22日(月)までの17日間で行われる。休養日は3回戦の2日目、準々決勝、準決勝の翌日にそれぞれ1日ずつ設けられている。

8月3日(水)に組み合わせ抽選会が行われ、1回戦から3回戦までのトーナメントが確定。準々決勝以降は再抽選となる。

夏の甲子園大会のチケットを購入する方法

チケットは7月21日(木)午前10時から販売開始。全席指定販売で、自由席の販売は行われない。また、チケットはネットでのみ販売され、阪神甲子園球場の窓口で購入することはできない点に注意

夏の甲子園のチケットの購入ができるのは、「ローソンチケット」「チケットぴあ」「あさチケ」「甲チケ」の4つのサイトとなっている。

中央指定席、1塁指定席、3塁指定席、アルプス席、外野指定席の各席種よりいずれかを選んで購入し、システムによって座席が割り当てられる。

中央指定席、一塁・三塁指定席は、それぞれ三つのエリアから選ぶことができる。アルプス席(学校応援団とは別区画)と外野指定席は、座席エリアを選ぶことができない。企画席、車いす席も別途ある。

1~3回戦(8月16日分まで)のチケットは7月21日午前10時に一斉に販売を開始する。準々決勝、準決勝はそれぞれ前日の午前10時に販売を開始。

なお、1回戦から準決勝までのチケットは「8月○日」の日付指定での販売となる。雨天順延などにより指定された日の試合がなくなれば、払い戻しとなる。決勝は前日の午前10時に販売を開始する。また、決勝のみ日付指定ではなく、雨天順延になってもチケットは有効となる。

席種 一般 子供
中央指定席 4200円
1塁・3塁指定席 3700円 1200円
アルプス席 1400円
外野指定席 1000円 500円

※別途発券手数料がかかる場合あり

販売スケジュールは下記の通り

日程 発売日
1〜3回戦(8月16日分まで) 7月21日(木)午前10時から販売予定枚数の終了まで
準々決勝 準々決勝前日の午前10時から販売予定枚数の終了まで
準決勝 準決勝前日の午前10時から販売予定枚数の終了まで
決勝 決勝前日の午前10時から販売予定枚数の終了まで

阪神甲子園球場へのアクセス

阪神甲子園球場の最寄り駅は阪神電車の「甲子園」となる。駅からは徒歩3分。JR神戸線の「甲子園口」は最寄り駅ではないので注意。

大阪方面からだと阪神大阪梅田駅から特急で約13分、急行で約16分。大阪難波駅から快速急行で約20分。神戸方面からは阪神神戸三宮駅から特急で約18分、快速急行で約19分となっている。主要ターミナル駅から30分圏内とアクセスはよい。

阪神バス(路線バス)も通っておりJR西宮駅前、JR甲子園口、宝塚からそれぞれ出発している。また大阪空港(伊丹空港)から空港バスが運行しており、飛行機を利用して訪れる場合は、空港バスが便利。

阪神甲子園球場に駐車場はなく、球場周辺は全面駐車禁止。自家用車ではなく公共交通機関がおすすめ。自家用車で訪れる場合は周辺の駐車場に停めることになる。

現地観戦する際の注意点

①阪神甲子園球場窓口でのチケット販売はなし

すべてインターネットによる前売り販売で当日、阪神甲子園球場の窓口で購入することはできない。ただし当日でも残席があればインターネットでの購入は可能。

②チケットは決勝を除き日付指定

1回戦から準決勝までのチケットは「大会第○日」ではなく「8月○日」の日付が優先。雨天順延などにより指定された日の試合がなくなれば、払い戻しとなる。

③再入場不可

夏の甲子園では1日最大4試合が組まれている。1枚のチケットで終日観戦可能ではあるものの、再入場はできない。一度、退場してから再び入場する際には、チケットを新たに購入しなければならない。

④マスク必須、検温あり

新型コロナウイルス感染対策としてマスクの着用は必須。球場での配布はない。入場時に検温がある。

⑤ビン・カンの持ち込み禁止

阪神甲子園球場にはビン・カンの持ち込みが不可で、紙コップへの移し替えサービスもない。ペットボトルや紙パック、水筒は可能。球場内で飲み物の販売はあるものの、熱中症対策などで持参する場合は注意が必要となる。

⑥大きな荷物を預ける場所はなし

阪神甲子園球場には手荷物預かり所やロッカーはない。遠方からの観戦でキャリーバッグなどの大きな荷物がある場合は駅などで預けておくとよい。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。