渡邊雄太が2試合ぶりに出場したヒート戦で好守連発、チームも勝利

及川卓磨 Takuma Oikawa

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1月23日(現地22日)、フロリダ州タンパのアマリー・アリーナでマイアミ・ヒート対トロント・ラプターズの試合が行なわれ、渡邊雄太が2試合ぶりに出場を果たした。2日前のヒート戦で4試合ぶりに不出場となった渡邊にとって、この日は今季9試合目の出場となった。第2クォーターに5分38秒プレイした渡邊は、2リバウンド、1ファウルを記録している。

第1クォーターをベンチで過ごした渡邊は、37-20と17点リードで迎えた第2クォーター開始から出場。開始約30秒後にケンドリック・ナンのレイアップをブロックにいってファウルを取られたものの、その後は持ち前の守備力を発揮する。

バム・アデバヨにシュートを打たせなかったり、マックス・ストラスのドライブを止めてターンオーバーを誘ったり、ゴラン・ドラギッチのドライブにプレッシャーをかけてクリス・ブーシェーのブロックショットにつなげたりと、記録にこそ残っていないものの、守備で何度も好守を連発。さらに2度、ゲイブ・バンサンのショットに腕を伸ばしてコンテストし、シュートミスを誘ってもいる。

渡邊は前半残り6分22秒のタイムアウト時にパスカル・シアカムと交代するまで5分38秒プレイし、ディフェンスで存在感をアピールした。

ハーフタイムを56-42と14点リードで迎えたラプターズは、第3Q中盤までに61-61の同点に追いつかれたものの、その後は再び主導権を握り返して最後は101-81で勝利を収めた。ノーマン・パウエルが試合最多の23得点、OG・アヌノビーが21得点をマークした。連勝が2で止まったヒート(6勝8敗)は、控えのケンドリック・ナンがチーム最多の22得点だった。

6勝目(9敗)をあげたラプターズは次戦、25日(現地24日)に敵地でインディアナ・ペイサーズと対戦。2日連戦となるヒートは24日(現地23日)に敵地でブルックリン・ネッツと対戦する。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。